大谷翔平 男気緊急登板で100マイル11度連発し無失点投球も サヨナラ負けで泥沼4連敗 ぼう然

[ 2025年9月6日 11:08 ]

インターリーグ   ドジャース1―2オリオールズ ( 2025年9月5日    ボルティモア )

<オリオールズ・ドジャース>9回、サヨナラ負けにぼう然とするドジャース・大谷(右から3人目)(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 ドジャース大谷翔平投手(31)が5日(日本時間6日)、敵地でのオリオールズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。試合前にタイラー・グラスノー投手(32)が背中の張りを訴えて大谷が男気を見せて緊急登板し、3連勝中のオリオールズ打線を3回2/3を3安打無失点に封じた。一方、打撃では無安打に終わり、チームもサヨナラ負けで泥沼の4連敗となった。

 0―0の4回、先頭打者に二塁打を許し、さらに暴投で無死三塁のピンチを背負ったが、ここからが大谷の本領発揮だった。直球は100マイル超えを連発し、5番・カウセルを100.9マイル(約162.3キロ)直球で空振り三振。続くリベラの3球目にメジャー移籍後2番目に速い101.5マイル(約163.3キロ)を計測。最後はスイーパーで空振り三振に仕留めた。球数が70球に達したこの時点でベンチからロバーツ監督が出て、交代を告げた。2番手・バンダがピンチをしのぎ、この回を無失点で終えた。大谷が投じた70球のうち、100マイル超えは実に11球。メジャー移籍後、最多の球数だった。チームに勝利をもたらすため、全力で腕を振った。

 この日の先発は当初、グラスノーが務める予定だった。しかし試合前、デーブ・ロバーツ監督はグラスノーが背中の張りを訴えたため登板を回避したことを明かし、8日(同9日)のロッキーズ戦に登板することが決まっていた大谷に代役を託したことを明言。「翔平は身体の調子も良くて、今夜ボールを握りたいと言ってくれた」と男気に感謝し「翔平はチームのために自分を犠牲にしてくれた。そこは本当に尊敬している。先発投手は決まったルーティーンがあるのに、それを変えてまで登板するというのは、彼がチームをどう思っているかを物語っている」とチーム愛に敬意を表した。

 打撃では風邪の症状を訴えた翌日から2試合連続無安打。チームは9回に7番手左腕スコットが2死走者なしからバサロにサヨナラ本塁打を被弾し、大谷の男気登板は報われなかった。サヨナラ負けを喫すると、ベンチで大谷は悔しそうな表情を見せていた。

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年9月6日のニュース