阪神 今季初“ブルペンデー”7人で逃げ切り 初先発ネルソンには「日本の野球を学ぶ姿勢が見えないと」

[ 2025年9月5日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神7-5中日 ( 2025年9月4日    バンテリンD )

<中・神(20)> 試合後、あいさつから引き揚げ時にファンに手を振る藤川球児監督 (撮影・亀井 直樹) 
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 阪神は今季初のブルペンデー。先陣を切ったのは来日初先発のネルソンだった。3回1安打無失点と好投し、流れをつくり、「一人一人のバッターに対しては慎重に慎重にという感じで投げてはいました」と胸を張った。

 初回は岡林、田中を二ゴロに打ち取ると、上林はナックルで見逃し三振。捕手の梅野がはじくほどの揺れで、中日打線を翻弄(ほんろう)した。2回も3人で料理。3回は1死満塁を招いたが、田中を二飛、上林を中飛と、ともに高めの変化球で打ち取った。

 準備万端でマウンドに上がった。8月20日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦では先発して3回2/3を1失点。「いろんなカウントでいろんなボールを投げて、どれがいいんだろう、というのは選びながら投げていた」と1イニングでも長く投げるべく対策を練った。大学時代や大リーグ時代にも先発を任されていた助っ人右腕。その経験を生かし、冷静にアウトを積み重ねた。

 4回は湯浅が登板。先頭・細川にこそ四球を与えたものの、後続を3人で切って、バトンをつないだ。5回以降は岩貞、ハートウィグ、島本、及川、岩崎と継投。7回には中日打線の猛攻で4点を失う場面もあったが、7人の救援陣で力を合わせて逃げ切った。

 中日との3連戦を2勝1敗で勝ち越し、シーズン通算で10勝10敗のタイとした。最短Vは6日で、90年巨人の9月8日を上回る史上最速が懸かる。大きな1勝にも、藤川監督は「ネルソンは良かったんですけど、やっぱり日本の野球を学ぶ姿勢が見えないといけない。この後、戦っていくので」と期待を込めて、あえて厳しい言葉を口にした。(山手 あかり)

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