広島・大瀬良大地 6回2失点で今季6勝目!打っては5年ぶりマルチでマツダ通算50勝

[ 2025年8月28日 05:45 ]

セ・リーグ   広島3―2巨人 ( 2025年8月27日    マツダ )

<広・巨>5回、大瀬良は右前打を放つ(撮影・平嶋 理子)  
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 広島・大瀬良大地投手(34)が27日の巨人戦で、今季6勝目をマークした。先発として6回4安打2失点(自責点1)にまとめると、打っては5回に決勝点を呼ぶ右前打を放つなど5年ぶりのマルチ安打。投手最年長が投打で奮闘し、本拠地・マツダスタジアムでは節目の50勝目を挙げた。チームは6月28日から7月2日以来となる3連勝で、3位・DeNAと1ゲーム差に肉薄。2位・巨人とも3・5差に縮めた。

 本拠地の巨人戦にめっぽう強い大瀬良が、好相性を見せつけた。2~5回まで3者凡退に抑えるなど、序盤から抜群の安定感。6回2失点で3試合ぶりの勝利をつかみ、マツダスタジアムで節目の通算50勝を達成した。

 「5回まではアツ(会沢)さんがうまく引っ張ってくれて、うまく緩急を使いながら抑えることができた。本当に勝てて良かった」

 試合開始直前、激しい雨と雷鳴に見舞われた。予定より1時間遅れてのプレーボール。影響を感じさせなかったのは、事前に開始時刻の遅延が通達されていたためで、準備も1時間遅れでスタートさせた。「みなさん雨の中で待っていてくれたので、いい試合をしたい」。気合を込めてマウンドに上がった。

 会沢とバッテリーを組んだのは、4月30日巨人戦以来15試合ぶり。熟練のコンビで息の合った投球を披露した。「球速帯を散らしながら運んでいきたい」。明確なビジョンを伝えた上で、110キロ台のカーブを普段よりも多く使った。緩急をつけながらストライクゾーンで勝負。無四球と制球力も光った。

 3点リードの6回は2死二、三塁から、浅野に左翼線2点二塁打を浴びたが、なおも2死二塁では中山を二ゴロに仕留めた。これで本拠地での巨人戦は14勝2敗。得意とする舞台で真価を発揮し、上位追い上げに貢献した。

 打撃でも存在感を示した。2回に右前打を放つと、続く5回先頭でも右前打。ファビアンの左前2点打では先制のホームを踏んだ。20年6月26日の中日戦以来、5年ぶりのマルチ安打を記録。直近は投手陣が打撃でも結果を残していたため、触発されたという。

 「みんなバッティングがいいので。置いていかれたくないなと、いつもより打席でも考えて配球を読んだ」

 24日には右肩の張りを訴え森下が離脱した。「たくさんイニングを投げて、勝ち負けはどうしても自分たちではどうにもできない部分がある。しっかり体を休めて大事なところで戻ってきてくれたら」。後輩右腕を思いやり、3本柱の一人として、チームを3連勝に導いてみせた。CS圏内も目の前。チーム投手最年長として最終盤も頼れる働きを続ける。 (長谷川 凡記)

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