阪神 39年ぶりのリーグ最多本塁打へ逆転あるぞ 1位の巨人と9本差の3位

[ 2025年8月24日 08:00 ]

セ・リーグ   阪神2―2ヤクルト ( 2025年8月23日    神宮 )

<ヤ・神>5回終了時、神宮球場に花火が上がる(撮影・須田 麻祐子)
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 【畑野理之の談々畑】1本だけだったか…。阪神は初回1死一塁から森下翔太が左翼席に18号2ランを放って最高のスタートを切った。2回にはヤクルトの山田哲人もソロを打ち返し、これは、もしかしたら空中戦が始まるかも、と楽しみにしたが、阪神は2回以降はアーチどころか12回まで無得点が続いた。

 今回の関東遠征を前に藤川球児監督が打線に奮起を促していた。「夏らしい戦いができれば、なと。打線は活発になってくる季節ですし、球場柄も。神宮花火大会のように、ですね」。今回の3連戦では5回裏終了時に恒例の打ち上げ花火でファンを楽しませている。佐藤輝明や森下、大山悠輔らも神宮の夜空に華々しいのを打ち上げてくれよというメッセージだった。本塁打が出やすいとされる神宮球場と横浜スタジアムでの6連戦で一発攻勢を頼むよ、と言ったのだ。

 指揮官のそんな号令を聞いて、いけるんちゃうの、と期待した数字がある。この森下が、今季のチーム69本目の本塁打。リーグ最多はこの日のデーゲームで2発を放った巨人の78本。2位が同じくデーゲームで1発のDeNAの72本、そして阪神がリーグ3位だ。

 阪神がリーグ最多本塁打を放ったのは

・1953年=87本
・76年=193本
・77年=184本
・79年=172本(広島と同数)
・83年=169本
・85年=219本
・86年=184本

 と過去に7度ある。もしも今季達成なら39年ぶりだ。村上宗隆(ヤクルト)や岡本和真(巨人)、タイラー・オースティン(DeNA)らが途中で戦線を離脱したため各球団の数は減少しているものの、それでも甲子園のラッキーゾーンが撤去された92年以降で初となれば、打線は誇ってもいいんじゃないか。

 神宮球場では23日の森下が11本目で、球場別では東京ドーム15本、甲子園14本に次いで多い。24日に神宮球場で第3戦があり、9月にも2試合残している。ちなみに26日からの横浜スタジアムでチームは今季6本塁打を放り込んでいる。優勝マジックが着々と減っていき、総得点もチーム防御率もダントツ。巨人と9本差のチーム本塁打の逆転は決して不可能ではないと思うし、何より、一つくらい阪神が追いかけるものも見ていきたい。

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