【甲子園】二刀流・坂本躍動で関東第一8強 宿敵の京都国際・西村から“あいさつ”で闘志 好救援&2安打

[ 2025年8月17日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権・3回戦   関東第一4―1創成館 ( 2025年8月16日    甲子園 )

<関東第一・創成館>3回、先制の2点適時打を放ち、雄たけびを上げる関東第一・坂本(撮影・中辻 颯太)
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 打って、投げて、笑った。関東第一の二刀流・坂本慎太郎(3年)が投打で2年連続8強へ導いた。「打っても投げても活躍できて、めちゃくちゃうれしい」。1失点で133球を完投した13日の2回戦から中2日。「3番・中堅」で先発して2安打2打点を記録し、6回からは4回無失点の好救援を見せ「しっかり自分の役割を果たせた」と胸を張った。

 絶対に勝ちたい理由があった。グラウンドに入ると、直前の第3試合で勝った京都国際のエース・西村が笑って手を振っていた。昨夏決勝で最後の打者として空振り三振を奪われた運命の宿敵だ。「負けられない」。帽子に手をやって応え、心に火が付いた。

 3回1死満塁では初球を打つと決めていた。外角の143キロ直球を右前へ先制の決勝打。「あのときと同じ甘い球だった」。1年前は西村の初球直球を見逃し、最後はスライダーを空振り三振。「凄いプレッシャーで初球の甘い球を振れなかった」。それ以来貫く初球スイングで挙げた2点を、6回からマウンドで守り抜いた。

 試合の合間、甲子園バックスクリーンのビジョンには昨夏決勝のラストシーンが流れる。「めちゃくちゃ悔しい」。見る度に奮い立ち、投打で躍動した。準々決勝は日大三との東京対決。もちろん勝ち続けるつもりだ。(秋村 誠人)

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