【甲子園】猛暑の影響で両足けいれん、仙台育英捕手が「熱中症疑い」も「いろいろな意味でいい誕生日」

[ 2025年8月6日 14:40 ]

第107回全国高校野球選手権第2日 1回戦   仙台育英ー鳥取城北 ( 2025年8月6日    甲子園 )

<鳥取城北・仙台育英> 7回、背負われてベンチへ引き上げる仙台育英・川尻(左) (撮影・平嶋 理子)
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 22年の優勝校・仙台育英(宮城)が投打のかみ合う快勝で、出場4大会連続で初戦を突破した。猛暑の影響で試合終盤に選手交代が相次ぎ、捕手の川尻結大(3年)は「熱中症の疑い」と診断された。

 川尻は7回の守備を終えた際に、本塁付近で動けなくなり、仲間に背負われてベンチへ。8回の打席で代打が送られた。8回にも右翼の田山纏(2年)が足を痛めて地面に横たわった。須江航監督も心配そうな表情でベンチから飛び出し右翼へ。水分補給や、足を伸ばすなど両チームの選手が協力して田山の回復に向けて動いたが、最終的には担架でベンチへと運ばれ、9回から途中交代した。

 大会本部よると川尻は、両太もも、両ふくらはぎなどのけいれんが見られ、医師によると熱中症の疑いという。救護室で点滴などの処置を受けた後、宿舎に戻ったと発表された。

 試合後取材で不在だった川尻は本部を通じ、コメント。初戦突破について「しっかり初戦を勝ちきれたのはよかったです」と喜び、初めての甲子園でのプレーについて「特別な場所で自分の持っている以上のものを出させてくれる場所だと須江先生がおっしゃっていたけど、その言葉通りに、気楽にこつこつ淡々とプレーできたと思います」と振り返った。

 この日が18歳の誕生日。「誕生日に試合ができたらいいなあと思っていたら主将がその日の試合をひいたので、すごいな、不思議な縁だなと思っていました。いろいろな意味でいい誕生日になりました」。4回無死一塁からエンドランを成功させて、先制点につながる安打を記録。守備ではエースの吉川を好リードし、無失点に導いた。

 途中交代については「きょう迷惑をかけてしまった分、次の試合ではしっかり取り戻して、勝ちに貢献できたらと思います」と前向きに話し、次戦に視線を向けた。さまざまな経験をした「いい誕生日」になった。

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