セDH制導入 監督、選手から歓迎の声相次ぐ「素晴らしい決断」「野球変わる」「メリット大きい」

[ 2025年8月5日 17:21 ]

巨人・阿部監督(左)、日本ハム・新庄監督
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 セ・リーグが27年シーズンから導入を決めた指名打者(DH)制について、球界からさまざまな反応が出ている。

 巨人前監督の原辰徳オーナー付特別顧問は監督時代の19年から同制度の導入を提唱。導入を歓迎し、「ピッチャーはピッチングに専念できる。時間短縮にもなる。野球の視野、練習時間、選手の選択も含めて全て変わってくる」と見通しを示した。

 巨人・阿部慎之助監督は「日本もいよいよ、野球が少し変わるのかなって。セ・リーグはピッチャーが入って、そういう駆け引きだったりというのも、もちろん醍醐味の一つなんだけど、凄く僕はいいことだと思います」と賛同。

 チーム編成への影響についても「ドラフトも取り方とか変わってくるんじゃないですか」と私見。「あとは、選手の寿命も伸びるんじゃないですか。若干」と述べた。

 また、阪神の藤川球児監督は「(野球界にとって)素晴らしいことだと思います。本当に理事会の方々は大変な決断だと思いますね。大きな一歩を踏み出していただいた。これからの野球界を見た時は素晴らしい決断だと思います」と歓迎。導入は27年シーズンからとあって「(DH制なしは)まだ来年もあるので、来年また選手は無事で、投手たちが打席に立つことで故障のリスクはまだもう1年残りますからね。その辺りは気を緩めることはできない」とした。

 すでにDH制が採用されているパ・リーグでは、日本ハムの新庄剛志監督が言及。「何とも言えないですね。セ・リーグはセ・リーグのDHがない面白さがあるので。でも、1人選手が出られるわけだし、一回変えてみて、あんまりセ・リーグの野球じゃないなというなら戻してみたらいいんじゃない?」と“試験運用”を提案。さらに「逆にしてみたら?パ・リーグがDHなしで、3年間ぐらい。そうしたら日本シリーズも面白くなる」と持論を展開した。

 指揮官自身は「DH制の方が面白い」とし、現状に賛成か、との問いには「80%ぐらい賛成。あと20%はDHがないほうが好きというファンもいるので」と答えた。

 侍ジャパン・井端弘和監督は、指揮を兼務した昨年U15メンバーの多くが今の高校1年生。日本高野連が来年からのDH制導入を決定したことについて「出る人が1人でも多くなる。かと言って(先発投手がDHを兼務できる)“大谷ルール”も採用されると思うので、(投打)両方いける選手も出られるのも、いいことだと思う」と歓迎。セ・リーグについても「27年からということは今年のドラフトから変えていかないと、今まではDHの枠がなかったので」と私見も語った。

 選手からも賛同や歓迎の声が。現役最年長のヤクルト・石川雅規投手は「打席に立たないでいいというのは、先発として長いイニングを投げるチャンスが増えると思う。(負担も)軽減されるし、よりピッチングに集中できるのかなと思う」と述べた。

 巨人・田中将大投手は「DHある方がいいですよ。メリットの方が大きいかなと思います」と賛同。

 「より投球に集中できるという部分ではいいと思うし、他がやっているからどうとかっていうわけじゃないけど、どのリーグでもそれがスタンダードになってきている。実際に、僕もベースランニングでケガしてきた身でもありますし。慣れないことをやるよりは」と話した。

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