サイン盗み対策?の故意ボークからアストロズとRソックスが一触即発状態! ベンチ空っぽで球場騒然

[ 2025年8月3日 16:41 ]

ア・リーグ   レッドソックス 7―3 アストロズ ( 2025年8月2日    ボストン )

<レッドソックス×アストロズ>7回終了時、激高するアストロズのネリス(中央)をウォーカー(右)とデービス球審が止める(AP)
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 過去に「サイン盗み疑惑」で処分を受けたチーム同士の対戦で、“故意ボーク”をきっかけに両軍が一触即発状態となるシーンがあった。

 7回にレッドソックスが5番・ストーリーの適時二塁打で7―3とリードを広げた直後の2死二塁。二塁走者を気にしていたアストロズの4番手右腕・ネリスがプレートを踏んだままボールを故意に落とし、ボークを宣告された。次打者を遊ゴロに仕留めたネリスはマウンドを降りながら、一塁ベンチへ戻ろうとするレ軍のハドソン三塁コーチに何事か叫び続け、口論に発展。ア軍一塁手のウォーカーと球審がネリスを止めに入ったが、両軍選手が一斉に飛び出してベンチとブルペンは空っぽになり、レ軍の本拠フェンウェイ・パークは騒然となった。

 ネリスは二塁走者をわざと三塁へ行かせた件について、走者がボールの握りや捕手の構える位置を打者に伝達していたわけではなく、「打者に集中したかった。だから彼を三塁へ送ったんだ」と説明。レ軍がサイン盗みをしていると思うかとの問いには「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」と答え、ハドソン・コーチに何を言ったのか問われると「何もないよ。これも試合の一部。ちょっと面白いことだよ。聞きたい人がいるかもしれないけど、たいしたことじゃない」とけむに巻いた。ア軍のエスパーダ監督は「どんな言葉がかわされたのか、ネリスに聞いてみないと分からない」と困惑の表情を浮かべた。

 レ軍は18年に映像機器を利用して相手サインを分析し、二塁走者に伝えていたとして罰金処分を受けた。ア軍も17~18年にベンチでゴミ箱を叩くなどして打者に球種を教えていたことが発覚し、罰金・ドラフト指名権剥奪・GMと監督は出場停止という処分を受けた。当時ア軍のコーチを務め、サイン盗みの首謀者として同じく出場停止処分を受けたのが、現レ軍のコーラ監督だった。

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