ソフトバンク・小久保監督 「最後に一番上に立っていればいい」 首位・日ハム3連戦へ泰然自若

[ 2025年7月29日 06:00 ]

ソフトバンク・小久保監督*
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 ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が泰然自若の構えで、きょう29日から日本ハムとの3連戦に臨む。今季初の首位浮上へゲーム差はわずか1。それでもかねて新庄野球の手強さを感じている指揮官は終盤までのデッドヒートも想定した。現在、小久保ホークス最長の8連勝中と投打ともに充実した盤石の態勢で後半戦最初の決戦に臨む。

 首位・日本ハムの背中は目の前にある。5月1日時点で最大借金7を抱えながら、現在は貯金19でゲーム差は1。ソフトバンクが破竹の8連勝で直接対決を迎えた。

 カード初戦に勝利してゲーム差0になると勝率の差で今季初の首位に浮上する。ただ、小久保監督は「最後に一番上に立っていればいいので」と泰然自若の構えを貫いた。あくまでも“道中”だ。現在の順位の上下動に一喜一憂はしていられない。8月にも直接対決2カードを控えており、終盤までのデッドヒートも想定しながら足元を見据えて戦っていくつもりだ。

 それだけ新庄野球の強さも感じている。前半戦もリーグの順位表は気にせずとも、日本ハムとの差は念頭に置いていた。同学年の新庄監督にはリスペクトの念も抱いている。「本当に凄くいろいろなことを考えてやっている。あの(日替わりの)打順にもしっかりとした根拠がある」。ともに過ごした球宴でも自軍の投手運用についてロッテ・吉井監督にたずねる熱心な姿を目の当たりにした。

 それでも逆転Vに向けて掲げていた“条件”はしっかりクリアして直接対決を迎えることができた。前半戦の総活時、後半戦のポイントについては「すぐに直接対決がある。そこで捉えられるようなチーム状態にならないとペナントを制するのは厳しい」と挙げていた。

 7月は15勝4敗1分けと脅威のペースで白星を積み重ね、現在8連勝中でチームの状態は今季最高潮。日本ハムの強力打線に対して防御率1・75を誇る投手陣も、先発・救援ともに抜群の安定感を誇る。今回の3連戦はモイネロ、大津、松本晴の順で先発する。主力の故障者続出を経て層が厚くなった野手陣も、柳町の復調など上り調子だ。大砲・山川も昨季アーチを量産した後半戦で快音を響かせ始めている。

 盤石の態勢で迎える後半戦最初の直接対決。あくまでもリーグ連覇だけを見て小久保監督が最善の戦いを続けていく。(木下 大一)

《母校の後輩ねぎらう 星林が和歌山大会決勝惜敗》
 ○…小久保監督の母校・星林は27年ぶりに和歌山大会決勝に進出したが、智弁和歌山に0―2と惜敗。90年以来35年ぶりの甲子園は夢と消えた。「初めて初回から最後まで見た」と指揮官は移動日だったこの日、中継に見入ったという。「2点取られてからはピンチもあったけど、ゼロに抑えて頑張ってたね。いい試合だった」と後輩たちの奮闘をねぎらっていた。

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