【高校野球】高知中央が2年ぶり2度目の夏切符 堅田が150キロを連発

[ 2025年7月27日 06:00 ]

第107回全国高校野球選手権高知大会決勝   高知中央3―2明徳義塾 ( 2025年7月26日    高知県立春野 )

<高知中央・明徳義塾>好投した高知中央の堅田徠可
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 高知中央の背番号10堅田徠可(くうが=2年)が142球の熱投で9回2失点完投し、2年ぶり2度目の聖地へ導いた。

 要所でアクセル全開。2―2の8回1死満塁から150キロを連発して空振り三振を奪うと、続く打者に対しては自己最速更新の151キロを計測した。春の県大会時点では最速143キロ。今夏登板わずか1イニングのみだった2年生右腕が、覚醒した。

 緊急登板でも動じなかった。試合開始直前に登板予定だったエース松浦伸広(2年)が右肘痛を訴えたため、2番手待機予定だった堅田が急きょ先発に抜てきされた。「やっと投げられる。緊張よりもうれしいの方が勝ちました」。気合十分でマウンドに立ち、明徳義塾打線を圧倒した。

 今年4月に就任した山野司監督は「文句ないですね。よく投げてくれた」と目を細めた。前監督が退任した影響により、新入部員0人。異例な状況が重なる中でも頂点まで勝ち上がった。堅田は「ベストを更新する気持ちで投げたい」と甲子園の舞台を見据えた。 (松岡 咲季)

 ≪U18代表候補、池崎が151球熱投も≫明徳義塾はU18代表候補の池崎安侍朗(3年)が151球を投じて3失点も、聖地にあと一つ届かなかった。初回から制球が定まらず、8三振を奪いながら、8四死球を与える苦しい投球となった。打線も緊急登板となった相手の堅田を攻略できず。馬淵史郎監督は「全く予想もしていなかった。ずっと松浦くん対策ばかりやっていて、データも何もない状態。そこであんな球を投げられると苦しい。負けたものはしょうがない。出直します」と結果を受け止め、再出発を見据えた。

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