DeNA・藤浪 入団会見で古巣の阪神・佐藤輝と対決熱望「リーグで一番のバッター、力勝負できれば」

[ 2025年7月19日 05:30 ]

ユニホーム姿を披露する藤浪(撮影・白鳥 佳樹)
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 3年ぶりに日本球界に復帰したDeNA藤浪晋太郎投手(31)が18日、横浜市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。メジャーで最速165キロをマークした右腕は、古巣の阪神戦登板に意欲を見せ、対戦したい打者には本塁打と打点でセ・リーグ2冠の佐藤輝明内野手(26)の名前を挙げた。首位・阪神と9・5ゲーム差の3位から逆転優勝を狙うチームで、フル回転することも誓った。

 記者会見場でフラッシュを浴びた藤浪が、ニヤリとした。対戦が楽しみな打者について質問が飛ぶと、迷わず阪神の元同僚・佐藤輝を挙げた。

 「リーグで今、一番のバッターでしょうし、魅力的なバッター。もちろん全力で抑えにいきたい。秘策は特にないですけど余裕があれば力勝負できれば」

 6月にマリナーズ傘下3Aタコマを自由契約になった。「タイガースからオファーがなかった」という中で、DeNAから「本気で逆転優勝を狙っている」と熱いオファーが届いた。16日に契約合意。逆転優勝には「打倒・阪神」「打倒・佐藤輝」は避けられない道となった。

 佐藤輝が新人だった21年から2年間、チームメートだった。春季キャンプの紅白戦の対戦では21年が空振り三振、22年は一発を食らった。あれから3年。佐藤輝は24本塁打、62打点とリーグ2冠の成績を残す主力打者になった。チームは今季、阪神には4勝8敗2分け。球宴明けの後半戦開幕は、甲子園での対戦でスタートする。聖地での登板について「凄く楽しみ」と言うと、続けた。「ブーイングだけはされなきゃいいなくらいの感じ」。10年間在籍した古巣との対戦を思い描いた。

 阪神時代の最速は162キロ。海を渡り、球速は165キロまで伸びた。一方で制球難も抱えるが、それはDeNAが誇るAIを駆使したコマンド(制球力)プログラムと向き合えば、改善の道筋も立つ。「周りの方から“(ポテンシャルを)それだけ生まれ持っていて、もったいない”とよく言われるんですけど、自分が一番もったいないと思っている」。スケールアップした姿で、佐藤輝と真っ向勝負に臨む。

 守護神・入江やウィックが負傷離脱する中、起用法は「短いイニングも長いイニングも両方できれば」と、先発でも中継ぎでも与えられたポジションで全力投球することを誓った。「逆転優勝を本気で狙える。そのピースになる」。DeNAカラーのブルーのネクタイに込めた思い。「輝封じ」から頂点をつかむイメージはできている。(大木 穂高)

 ▽藤浪VS佐藤輝VTR 佐藤輝が入団1年目の21年2月7日、春季キャンプの紅白戦で初対戦。オール直球勝負で4球目の155キロで空振り三振に斬り「個人的に楽しみだった」と振り返った。22年2月5日の紅白戦ではフルカウントからの10球目、外角高め直球を左越え本塁打され「悪いボールじゃなかった。打った輝が凄かった」と脱帽した。

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