【高校野球】東海大熊本星翔が8強 「百崎2世」福島陽奈汰がけん引

[ 2025年7月16日 06:00 ]

第107回全国高校野球選手権熊本大会3回戦   東海大熊本星翔11―0菊池 ( 2025年7月15日    リブワーク藤崎台 )

<東海大熊本星翔・菊池>1番として役割を果たした東海大熊本星翔の福島
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 熊本大会は3回戦4試合が行われた。東海大熊本星翔は菊池に11―0の5回コールドで快勝。1番の福島陽奈汰(ひなた=2年)が3安打2打点1四球で全4打席出塁とけん引し、ベスト8進出を決めた。福島の目標はOBで同じ遊撃を守っていた阪神・百崎蒼生内野手(19)。「百崎2世」が2年ぶりの夏の甲子園にチームを導く。

 11点リードの4回1死二、三塁。サイクル安打にリーチをかけていた東海大熊本星翔の福島は冷静だった。しっかりと見極めて四球で出塁。「つなぐことだけを意識していたので四球でもうれしかった」。全打席で出塁して1番打者の役割を果たし胸を張った。

 初回に右中間三塁打で出塁し、先制のホームを踏んだ。2回は左中間へ適時二塁打。3回は中前へ適時打と鋭いスイングで広角に打ち分けた。「夏は自分が絶対に打つ気持ちでやっている」と語る。

 今春の九州大会では2試合で8打数無安打と1番の役割を果たせなかった。「焦って狙い球以外でも振っていた。自分のポイントでスイングをする」と修正に努めてきた。母の麻予(まよ)さんが撮影したプレー動画を見て分析。今夏は2試合で計8打数6安打、打率・750と家族のサポートに結果で応えている。

 目標の選手はOBの阪神・百崎。2年目の今季はウエスタン・リーグ72試合に出場して打率・286と結果を出している。福島は「広角に強い打球を打てるところを尊敬しています」と目を輝かせる。野仲義高監督は「守備もバッティングもセンスがある。ポテンシャルは似ている」と姿を重ねる。

 「自分も(百崎と同じ)1番として切り込みチームに流れを持ってきたい」と福島。憧れの先輩の本拠地・甲子園まであと3勝だ。 (杉浦 友樹)

 ◇福島 陽奈汰(ふくしま・ひなた)2008年(平20)10月6日生まれ、福岡市出身の16歳。小学1年から田尻ファイティングスでソフトボールを始める。中学は伊都ベースボールクラブでプレー。東海大熊本星翔では入学直後の大会からベンチ入り。1メートル75、73キロ。右投げ右打ち。

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