王者・横浜を封じる鍵は“超スローボール” 県立高が春夏連覇を目指す横浜に5回まで2失点

[ 2025年7月15日 13:15 ]

第107回全国高校野球選手権大会 神奈川大会3回戦   川崎北0―7横浜 ( 2025年7月15日    相石スタジアムひらつか )

<横浜・川崎北>マウンドに集まる川崎北ナイン(撮影・小林伊織)
Photo By スポニチ

 第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の神奈川県大会が15日各会場で行われた。バッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われた川崎北は春夏連覇を目指す、第1シード横浜と対戦。0―7で7回コールド負けを喫するも5回まで2失点と善戦した。

 強打の横浜を中盤まで苦しめた理由は配球術にあった。エースの枦田陽太(3年)は力強い直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボール、フォークと変化球も多彩。そんな枦田が対横浜打線に使用したのが“超スローボール”。川村太志監督は「ピッチャー陣全員に天井に付くような超スローボールを投げさせた。どれがマックス(球速)かわからなくさせたかった。メジャーリーグの試合を見ていて、野手ピッチャーが投げているときにバッターたちが詰まることもあった。マックスの球速がわかりづらくなることで、遅いボールに見せかけてスライダーでカウントを取ることができる。ただ真っ向勝負をするよりかは相手が嫌がることをして的を絞らせないようにしていた」と対策について説明した。

 枦田自身のポテンシャルはもちろん“超スローボール”を織り交ぜ、5回まで4安打2失点と好投。その後6回に4点、7回に1点を失ったが選抜王者の横浜を十分に苦しめた。「この前まで、肘をケガしていて、自分の思う球がなげらられなかったんですけど、気持ちで投げられたのでいい球だったと思う」と高校最後の投球を振り返った。 

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年7月15日のニュース