広島6連敗も光 11試合ぶり2桁安打 末包&モンテロ猛打賞 末包「次に向かってやっていきたい」

[ 2025年7月14日 05:00 ]

セ・リーグ   広島2-3中日 ( 2025年7月13日    バンテリンD )

<中・広(14)>6回、菊池の適時二塁打で生還した末包 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 広島は13日、中日にサヨナラ負けを喫し、6連敗。借金は今季最多の「4」に膨らんだ。打線は11試合ぶりに2桁14安打を放つも、2点止まりで15試合連続3得点以下となった。その敗戦の中で、不振に悩まされていた末包昇大外野手(29)とエレフリス・モンテロ内野手(26)がそれぞれ猛打賞を記録。トンネルを抜け出し、貧打解消に向け、兆しは見えてきた。

 6連敗を喫し、トンネルを抜け出せなかったが、かすかな光が見えてきたことは確かだ。直近10試合連続1桁安打だった打線が、この日は2回以降、毎回安打の14安打を記録。14残塁が響いて2得点に止まったが、新井監督は今後へ期待感を口にした。

 「今日は2アウトからの連打が結構多かったから、なかなか得点につながらなかった。でも、いいスイングができた選手が多かった。結果、勝てなかったけど、連敗中でみんな“何とか”という気持ちはすごく伝わってきた」

 特に不振に悩んでいた2人の大砲にとっては、きっかけとなる一戦になった。まずは末包だ。2回先頭で松葉から左前打を放ち、17打席ぶりに「H」ランプをともすと、続く4回2死では左前打。6回2死も右前打で起点をつくり、菊池の同点打につなげた。5月13日の巨人戦以来となる猛打賞を記録。「昨日の失敗(無安打)もあったので、ラストチャンスくらいの気持ちでいった。流れを変えられればという気持ちでいった」。強い覚悟を胸に、2試合連続の先発起用で発奮した。

 前日12日の同戦で来日後初のベンチスタートを経験したモンテロも快音を響かせた。4回2死一塁で10打席ぶりとなる右前打を放つと、6回は中前打、8回には左前打で6月22日の楽天戦以来、15試合ぶりの猛打賞。「安打が出たのは良かったが、負けてしまったので悔しい」と表情こそさえなかったが、新井監督は「(末包、モンテロともに)きっかけにしてもらいたい」と上昇を期待した。

 この日は中村奨も3安打を記録するなど、先発野手4人が複数安打をマーク。一方、長打は今カード3試合で計2本。本塁打は6日の巨人戦を最後に6試合出ていない現実もある。「まだまだ試合も続く。(負けて)落ち込んでいる暇もないので、次に向かってやっていきたい」と末包。貧打解消へ兆しは見えているだけに、もうひと押しして、あす15日のDeNA戦で連敗を止めてみせる。(長谷川 凡記)

「広島」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月14日のニュース