【週末MLB】大谷翔平 パワーの勲章「スプラッシュヒット」なるか 放てば日本人初

[ 2025年7月11日 12:00 ]

【週末MLB】プライムビデオのSPOTVで配信予定の7/12ドジャース-ジャイアンツ戦と7/13ダイヤモンドバックス-エンゼルス戦
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 7月12日(土)ジャイアンツ―ドジャース戦(午前11時15分開始・サンフランシスコ)からドジャースは前半戦最後の3連戦を迎える。舞台となる敵地オラクル・パークでは今季初めての試合。大谷翔平投手に期待されるのが、日本選手初となる球場名物「スプラッシュヒット」だ。

 右翼フェンスのすぐ後方が、サンフランシスコ湾の入り江となっている。往年の強打者ウィリー・マッコビーの名前から「マッコビー湾」と名付けられたその海へ直接飛び込む特大の場外弾が「スプラッシュヒット」。左の長距離砲しか、ほぼほぼ放つことはできず、そのパワーの勲章となっている。

 歴代最多のスプラッシュヒットを放ったのは、同じくメジャー歴代最多762本塁打したジャイアンツの顔ともいえるバリー・ボンズで、35発も放り込んだ。2位はブランドン・ベルトの10本。24年9月にはエリオット・ラモスが右打者として初めてスプラッシュヒットを放った。

 ビジターチームの選手ではドジャースのマックス・マンシーらの3発が最多となっている。日本選手で記録したスラッガーはまだいない。2010年8月には当時カブスの福留孝介がマッコビー湾に飛び込む10号2ランを放ったが、直前に外野席の旗に当たって落下したために、公式にはスプラッシュヒットとして認められなかった。

 大谷は過去、オラクル・パークでは9試合にプレー。40打席に立ち、34打数9安打の打率・265、2本塁打、4打点を記録している。本塁打自体は2発放っているものの、マッコビー湾に飛び込むスプラッシュヒットではなかった。

 チームは現地4日からアストロズ3連戦、ブルワーズ3連戦と強豪相手のシリーズに全敗し、6年ぶりの6連敗中と急失速した。6連敗は2019年4月8~13日以来。その6試合中、2得点以下が5試合と打線の落ち込みが顕著だ。

 「明日のオフはちょうどいいタイミングでくる。次は同地区のジャイアンツ戦。相手のことはよく知っているから、しっかり打席を重ねて、守備もしっかりやって、流れを変えていきたい」

 6連敗後のデーブ・ロバーツ監督は、切り替えていくことを強調した。ナ・リーグ西地区2位のジャイアンツと5ゲーム差、3位のパドレスとは6ゲーム差と、ゲーム差も詰められてきている。仕切り直しの一戦で大谷に球場名物のスプラッシュヒットが出れば、これ以上ない号砲となる。

 7月13日(日)エンゼルス―ダイヤモンドバックス戦(午前10時38分開始・アナハイム)でローテーションの順番通りなら菊池雄星投手が前半戦最後の先発マウンドに上がる。今季はここまで19試合に先発し、3勝6敗、防御率3・02。打線の援護に恵まれず勝ち星こそ伸びなかったものの、安定した投球内容が評価された。7日には大リーグ機構の推薦で、15日(日本時間16日)のオールスター戦に4年ぶり2度目の出場が決まったことが発表された。

 「まだまだ途中だけど、オールスターという形で選ばれてうれしい。オールスターは特別なもの。1回目も2回目も、同じくらいうれしい」

 マリナーズに在籍していた2021年以来の選出を素直に喜んだ。4年前は負傷者リスト入りし、登板機会はなかった。13日に予定通り先発すれば、オールスター戦には中2日となる。登板日程を理由に投げない投手もおり、球宴初登板の可能性は十分ある。ナ・リーグのファン投票でリーグ最多得票で選出された花巻東の後輩にあたるドジャース・大谷翔平と、球宴では史上初となる日本選手対決にも期待が高まる。

 前回7日のレンジャーズ戦は5回6安打4失点で、勝ち負けは付かなかった。結果的にチームは逆転勝ち。「投球はベストではなかったが、みんなに助けてもらった」とチームメートへの感謝を口にした。夢舞台で最高の輝きを放つためにも、前半戦最後の登板は最高の形で締めておきたい。

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