【高校野球】名門の鹿児島実から先制打など2打点!初戦敗退も鹿児島高専の4番、上大田が躍動

[ 2025年7月6日 18:47 ]

第107回全国高校野球選手権鹿児島大会1回戦   鹿児島高専2―10鹿児島実 ( 2025年7月6日    平和リース )

<鹿児島高専・鹿児島実>先制の適時二塁打を放ち笑みを浮かべる鹿児島高専の上大田(左) (撮影・杉浦 友樹)
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 選抜で全国優勝の経験が一度あり、夏は20回の甲子園出場がある名門を鹿児島高専が初回から攻めた。

 2死二塁で4番の上大田晟慈(うえおおた・じょう=3年)が左越えに先制の適時二塁打。「真っすぐで攻めてきていたので、その真っすぐを捉えようという気持ちでした」と快音を響かせた。春季大会では同じようなチャンスの場面を生かせなかったといい塁上ではガッツポーズ。田中智樹監督は「鹿実(鹿児島実)相手に先制できるとは思いませんでした」と目を細めた。上大田は1―6と5点を追う6回にも適時二塁打を放つなど2安打2打点の活躍。チームは7回コールド負けで初戦敗退に終わったが、活躍ぶりが光った。

 学校では「都市環境デザイン工学科」に在籍。下級生の頃から測量や製図、「橋にかかる荷重を計算したりしています」と語る。チームは平日の練習が2時間程度。レポートや実験が長引くなど全員が揃って練習する日は決して多くない中で、今釜桜乃介主将(3年)を中心に文武両道に励んできた。

 高専は5年制。3年生には戦いの続きがある。今月下旬には「九州沖縄地区国立高専専門学校体育大会」があり、きょう限りで“高校野球”を終えた3年が4年、5年とともに戦う。上大田は「それに向けてまた練習します」と笑みを浮かべた。名門から挙げた2打点を自信に未来へ向けて進んでいく。

 ◇上大田 晟慈(うえおおた・じょう)2007年(平19)10月7日、鹿児島県日置市生まれの17歳。小学2年から伊集院ソフトボールを始める。伊集院中の軟式野球部でプレーした。高校では1年夏からベンチ入り。1メートル77、78キロ。右投げ右打ち。

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