阪神・佐藤輝 球宴選出御礼の先制V撃 令和のバースや巨人倒して3連勝や

[ 2025年7月2日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2-1巨人 ( 2025年7月1日    甲子園 )

<神・巨(13)> 初回、佐藤輝は先制の適時二塁打を放つ (撮影・須田 麻祐子)
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 阪神・佐藤輝明内野手(26)が1日、巨人戦(甲子園)の初回に先制の適時二塁打を放った。球団創設90周年イベント「レジェンズデー」で甲子園に来場した最強の助っ人、ランディ・バース氏(71)と試合前に対面し、その前で今季7度目の勝利打点を挙げた。メディアを通じて本塁打王への極意も授けられた。3連勝で貯金を再び2桁の10に乗せ、2位に今季最大となる4ゲーム差をつけた。

 試合開始直前。佐藤輝は一塁ベンチ裏でバース氏と対面を果たした。「いい誕生日だ!頑張れよ!」。同じ3月13日生まれの2人。背番号8は、最強助っ人と縁で結ばれていることを改めて感じながら、伝統の一戦の第1ラウンドへと向かった。

 「チャンスメークしてもらったので、思い切り打ちにいくだけだった。ちょっと詰まっていたんですけど、いいところに飛んでくれた。うまく打てましたね」

 初回2死二塁で迎えた1打席目。フルカウントからの6球目、先発・西舘の内角143キロのカットボールをコンパクトなスイングではじき返した打球は、右翼線へ弾む適時二塁打となった。試合前の時点で3試合連続零封勝利を収めていた宿敵の出はなをあっさりとくじいた。これで勝利打点は今季7度目。勝負強さでも鳴らした伝説の助っ人と重なる躍動ぶりで打点はリーグ2位となる51へ伸ばした。

 「レジェンズデー」最終日。バース氏のほかにバックスクリーン3連発を放った岡田氏、掛布氏も来場していた。試合前のセレモニーから球場を沸かせた偉大すぎるOBたちの姿をベンチから見つめていた若虎は、バース氏とベンチ裏で記念撮影もしていた。

 現時点でリーグ2位に7本差をつける20本塁打。本塁打数で独走中だが、バース氏が86年に47本塁打をマークしてタイトルを獲得して以来、阪神の選手が遠ざかっているのがキングの座だ。広い甲子園で本塁打を量産する極意として「広角に打てばホームラン王になれる。楽しみにしている」とエールを送られたことを報道陣から伝え聞いた佐藤輝は「その通りだと思う。もっと広角に打てるように頑張ります」と誓った。

 チームは3連勝を飾り貯金は6月13日以来となる10。6カードぶりとなるカード初戦の白星を手にした。ヒーローインタビューでは「(いつかはバックスクリーン)3連発やりたいですね」と言って虎党を沸かせた。2位・広島との差は今季最大の4ゲーム。昭和を彩った助っ人の活躍を継承する佐藤輝が、セ界のさらなる独走をバットでけん引する。(石崎 祥平)

 《データ》
 ○…阪神が3連勝で2位・広島とのゲーム差を今季最大の4に広げた。カード初戦の白星は6月6日のオリックス戦以来6カードぶり。巨人戦は今季開幕から5カード全て初戦白星。過去4カードのうち3カードで勝ち越している。

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