阿部監督 ヤング巨人に虎倒3カ条「当たって砕けるな」「小さな成功体験を」「しがみつけ」

[ 2025年7月1日 05:30 ]

阪神戦での先発に向けて調整する巨人・西舘
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 巨人阿部慎之助監督(46)が30日、前半戦最後の敵地甲子園での「伝統の一戦」に向け打倒阪神3カ条を掲げた。3・5ゲーム差で追う首位との大事な3連戦。不動の4番・岡本和真内野手(29)を欠く中、チャンスを与えている若手選手に、がむしゃらに宿敵に立ち向かう姿勢を求めた。

 気温33度のうだるような暑さの中で、言葉も熱を帯びていった。敵地・甲子園へ向かう新幹線を待つ東京駅のホーム。阿部監督は積極起用する若手選手へ、3つの心構えを示した。

 リーグ再開最初のカードで2位タイだったDeNAに3連勝し、4位から3位に浮上。そして3・5ゲーム差の首位・阪神3連戦に挑む。主砲・岡本を欠き、若手選手の力に期待する戦い。まずは「当たって砕けちゃいけないけど、いろいろなことを思いっきりやって」と迷わず力を発揮することを求めた。

 岡本離脱後、チーム最多の44試合で一塁起用され5番も担う増田陸が25歳など、3連勝したDeNA戦の先発野手の平均年齢は27・8歳。だからこそ「小さな成功体験が必要?まあ成功体験が必要だからね。それがないとダメなくらい必要なこと」とワンプレーの積み重ねを説いた。やりくりを続けながら貯金2の状況も「オールスターまで貯金1個でもあれば上々」と強調。そして「とにかくしがみついて」とがむしゃらに食らいつく姿勢を要求した。

 74年8月以来の球団タイ記録となる4試合連続完封勝利に挑む初戦は、2年目の西舘が先発。2戦目は24歳の井上、3戦目は今季初先発の同じ24歳の横川に託す。相手の森下は2戦連発と好調。指揮官は「西舘と森下の中央対決を楽しみにベンチから見てるよ」と自身も同じ中大対決での勝利に期待した。

 「前半戦のヤマ場とかよく言われると思うんだけど、本当のヤマ場はまだ先」と言うが、大事な宿敵との対決。「どんどんいろんなことにチャレンジしてほしい」と躍動を期待した。(小野寺 大)

 ≪今年も「短パン指令」≫阿部監督が報道陣へ2年連続で「短パン指令」を出した。昨季も暑さ対策として、甲子園やマツダなど屋外での取材には、スラックスなどの「ドレスコード」の緩和を提言。実際に報道陣の半数近くが短パンを着用し「涼しげに見える」と話していた。連日30度を超える酷暑の中、報道陣に「短パンだぞ!」と笑顔で指示した。

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