巨人・中山礼都 “正真正銘”プロ1号 CS弾の後は史上初 「ライト」へ一撃

[ 2025年6月30日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―0DeNA ( 2025年6月29日    東京D )

<巨・D>2回、先制のソロを放った中山(撮影・大城 有生希)
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 名前の通り、ライトスタンドに運んだ。高卒5年目の巨人・中山が2回先頭で決勝の先制ソロとなる待望のプロ初アーチを放った。昨年10月20日のCSファイナルSでは同じDeNA相手に「プロ1号」を放っており、CSからレギュラーシーズンの順で初本塁打を記録するのは史上初めて。両試合とも1―0勝利に導き「最高に気持ち良かったです」と笑みがはじけた。

 2ボールからジャクソンの150キロ直球を振り抜いた。「右翼手に名選手が多い」との理由で名付けられた礼都(らいと)と同じ右翼席中段まで飛ばし、大歓声を全身で浴びた。

 結果を残すためなら何でも取り入れた。「丸さんや(阪神)森下さんが使っていて、皆さん打っているので」と好成績につながる理由を探そうと、今季からはバットのグリップにテープを巻いている。「まだ理由は分からないです」とおどけるが、黄や黒などその日の気分によって巻く色も変え、この日はグレー。飽くなき探究心もプロ1号につなげた。

 昨季終了後に退寮して人生初の一人暮らしを始めた。ファミレス「ガスト」のハンバーグが好物で「家の近くにガストがあるのかも大事にしました」と庶民派の一面をのぞかせる。今季は出場機会を増やすために外野にも挑戦し、この日も「6番・左翼」で先発した。あす7月1日からは3・5ゲーム差で追う首位・阪神と甲子園で戦う。「この流れをしっかり持っていきたい」。頼もしさが増してきた期待の23歳が、リーグ戦再開後3連勝と勢いを加速させた。(村井 樹)

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