ソフトバンクが首位日本ハムと3差 熱い7月戦線へ弾みをつける山川&栗原の競演弾!!

[ 2025年6月30日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―1ロッテ ( 2025年6月29日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>2回、山川は左越えに先制ソロ。スタンド中段まで運ぶ(撮影・長久保 豊)
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 ソフトバンクは0―0の2回1死、山川穂高内野手(33)が決勝11号ソロ。1軍復帰3試合で2発に加え、ZOZOマリンでは今季5試合4発と“大好物”の球場でまた、打った。4回1死では栗原陵矢内野手(28)が5号ソロ。不振だった2人は今季初アベック弾となった。先発の東浜巨投手(35)は6回4安打無失点で4月20日の西武戦以来70日ぶりの今季2勝目。チームは4カード連続勝ち越しで、貯金を今季最多タイの8とした。

 山川が白球をバットでつぶしにいくと、アゲンストなどお構いなしのV弾となった。2日ぶり“どすこ~い”コールが、夕暮れ時の幕張で合唱された。

 「初球からイメージ通り、完璧でした。(打席での)立ち姿勢は引き続きそのままで意識しつつ、球をつかむ感覚でいきました」

 0―0の2回1死、1打席目からロッテ先発・田中晴のど真ん中151キロにかぶりついた。低弾道ライナーで左翼席中段まで一直線に突き刺さる11号先制ソロ。16日に出場選手登録を抹消され、1軍復帰の27日に「6番・DH」でスタメン復帰、8回には10号満塁本塁打を放った。2試合ぶりの一発には“風対策”を施していた。

 前日28日、5点を追う6回1死一塁で石川柊の2球目カットボールを仕留めた。手応えのある飛球だったが、海側の左翼から右翼方向に吹く上空2メートルの浜風に押し戻されて左飛。この日の風は8メートル。さらに左翼、中堅の海側から本塁へと吹く向かい風だった。それでも「昨日は球を下からいっていたのでね」と上から叩くことで打球角度を変更。スタンドまで届かせていた。

 逆風を切り裂いた山川に続いたのが、5番の栗原。「近藤さんのアドバイス通りに打つことができました」とスライダーを仕留めたのが1点リードの4回1死。フルカウントからの8球目を振り抜き、こちらは追い風に乗せた飛球が右中間スタンド席へ伸びた。2回の1打席目で一ゴロに終わった後、ベンチの近藤に助言をもらって即座に修正。「内容は言えません」と多くは語らないが、同じく不振だった背番号24が6試合ぶりの5号ソロ。山川とは今季初のアベック弾だ。

 主砲はリーグ再開の3連戦で2本塁打し、今季のZOZOマリンでは5戦4発の好相性。「(球場別の本塁打は)いい年も悪い年もあるけど、タイミングはいい感触ではある」と手応えは十分。チームも4カード連続勝ち越しと、交流戦Vの勢いそのまま、リーグ戦再開へとつなげた。

 本塁打王争いでトップを走るレイエスと万波に3本差とし、あす1日から3ゲーム差の首位の日本ハムと3連戦を迎える。「一気には縮まらないのでね。一打席一打席でいいところまでいきたい」。個人、チームと頭上の敵を直接、叩きのめしにいく。 (井上 満夫)

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