大谷翔平 球宴の本塁打競争不参加の意向示す「現行のルールではなかなか厳しい。チャンスはないかな」

[ 2025年6月29日 08:14 ]

インターリーグ   ドジャース5―9ロイヤルズ ( 2025年6月28日    カンザスシティ )

試合後、取材に応じるドジャース・大谷(撮影・柳原 直之)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、敵地でのロイヤルズ戦に「1番・投手兼DH」で出場。今季3度目の先発となった投手としては、初回に公式戦ではメジャー移籍後最速となる101・7マイル(約163・6キロ)を計測するなど、2回で27球を投げ、1安打1三振1四球で無失点に抑えた。一方で打者としては4打数無安打3三振。チームは大敗して連勝が5で止まった。

 試合後、取材に応じた大谷は5年連続5度目の選出が決まった今夏球宴の本塁打競争についても言及。記者から出場する可能性について問われると「現行のルールではなかなか厳しいので、今のところチャンスはないかなと思っています」と不参加の意向を示した。

 球宴の本塁打競争は、2014年までは一定のアウト数(本塁打以外)に達するまでの本数を争ったが、翌2015年から持ち時間内での本数で競うようになり、飛距離に応じたボーナスタイムなども導入された。時間内はぶっ通しでフルスイングを強いられ、トーナメント戦を勝ち抜かなければならないため、選手への負担の大きさが議論されている。大谷は2021年に本塁打競争に初参加したが、以降は参加していない。

 大谷は26日に発表されたオールスター戦(7月15日=同16日・アトランタ)のファン投票ではナ・リーグ最多得票を集めて5年連続の先発出場が決定。野手を対象にしたファンによる1次投票でナ・リーグ最多の396万7668票を獲得し、DHとして5年連続5度目の先発出場が決まった。昨年の得票数はリーグ3番目。加入2年目でナ・リーグの“顔”として認められた。

 DH部門で5年連続ファン投票選出は史上初。リーグ最多得票はア・リーグのエンゼルスに在籍していた23年以来、2年ぶり2度目で、両リーグでそれぞれ最多得票に輝くのはケン・グリフィー(マリナーズで5度、レッズで1度)以来2人目だ。さらに日本選手のリーグ最多得票の複数回選出はイチロー以来2人目という記録ずくめになった。

 大谷は選出決定後にインスタグラムを更新。「396万7668」の数字に「ファンの皆さま、投票ありがとうございます! アトランタでお会いしましょう」と英文で感謝のメッセージを添えた。

 前年リーグ優勝監督としてナ・リーグを指揮するドジャースのデーブ・ロバーツ監督は既に大谷の球宴での登板の可能性を否定し「1番・DH」を明言している。

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