片岡篤史氏 阪神は中軸の理想的なつながりで勝利 決勝弾の森下はここからの上昇に期待

[ 2025年6月28日 21:14 ]

セ・リーグ   阪神2―0ヤクルト ( 2025年6月28日    神宮 )

<ヤ・神>ファンの声援に応える森下(撮影・北條 貴史)
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 本紙評論家の片岡篤史氏(56)が28日、ヤクルト―阪神戦(神宮)について解説した。

 【片岡篤史 視点】昨日は少し嫌な負け方をしてしまった。今のヤクルトとはかなりの戦力差があり、交流戦戦が終わってさあこれからという時に、3―0から村上で負けていた。その立ち上がりでどうかと見ていて、いきなりヒットを打たれたが、そこをなんとかデュプランティエがしっかり抑えた。

 攻撃では再三、得点圏にランナーを送りながら、もう1本が出ずに重苦しい感じだったが、近本が初めて四球をとって、森下が甘いボールを捉えた。一塁が空いていたが、次の佐藤輝が前の打席で二塁打を打っていたので、森下勝負という風にならざるを得なかった。その辺りがクリーンアップのつながりという部分で、すごく理想的だった。

 森下は交流戦は少し低調だったが、試合を決める場面で打てるのが、彼の良さ。ヤクルトに対してはとにかく勝たないといけないというところで、今日は内容よりも勝てたことがよかった。初回の右前打はチェンジアップを狙って打ったのではなく、真っすぐに刺されて、たまたまライト前へ飛んだ。試合の中でヒットが一本出たことによって、森下はだんだん、自分の間になってきた。

 ただ、ホームランの時も初球は三塁線へのファウルだった。私の感覚ではファウルで粘るタイプではなく、一振りで勝負を決めるタイプのバッター。そういう面ではまだ完全とは言わないが、ゲームを決めるホームランを打ったということで、状態は上がってくるだろう。全員の状態が下がる時が一番怖い。そういう面でも、クリーンアップのホームランで勝てたことが大きかった。 (スポニチ本紙評論家)

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