巨人・大城卓三「最後一本出て良かったです」 2軍落ちも経験した選手会長が23年ぶりノーノー阻止弾

[ 2025年6月19日 21:42 ]

交流戦   巨人1―4日本ハム ( 2025年6月19日    東京D )

交流戦<巨・日(3)>9回、ソロを放つ大城卓(撮影・五島 佑一郎)
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 巨人の大城卓三捕手(32)があわやノーヒットノーランという9回1死から3号ソロ。日本ハム・北山亘基投手(26)の偉業達成を一振りで打ち砕いた。

 巨人打線は7回2死まで北山に完全投球を許し、3番・泉口が四球を選んで球団初の屈辱は阻止したが、8回1死から代打で登場した坂本も左飛に倒れて8回まで泉口の1四球のみという苦しい展開が続いた。

 だが、ノーヒットノーランまであと2人という9回1死から大城卓が右翼スタンドへ今季3号ソロを叩き込んで大記録達成を阻止。大城卓は6回からマスクをかぶって途中出場しており、本塁打は4月22日、23日の中日戦(東京D)で2試合連続弾を放って以来57日ぶりだった。

 2球で2ストライクと追い込まれたが、北山が1ボール2ストライクから投じた4球目、トータル109球目のフォークボールを振り抜いた。

 「追い込まれてたんですけど、何とか食らいついてという感じでした」

 巨人ベンチ前では7回の攻撃に入る前に二岡ヘッドを中心に円陣が組まれた。その回に2死から泉口が四球を選んで完全試合は阻止したが、8回まで安打は出なかった。

 9回先頭の8番・オコエは二飛に終わったものの11球粘った。その直後に飛び出した選手会長・大城卓の一発だった。

 北山の好投が続いていたが、「でもはい、いろいろミーティングとかもあって。素晴らしいピッチングしてたんですけど、最後一本出て良かったです」。

 一時は打撃不振で2軍落ちも経験。1軍では57日ぶりと久々の一発になった。「そうですね、はい。ファームにも行って、橋本到コーチをはじめ、ファームのスタッフ、コーチ陣の方に本当にいろんなアドバイスというか、教えてくれましたので。橋本コーチはじめ、ファームのスタッフ陣に感謝したいなと思います」と感謝を忘れなかった。

 2軍での再調整中は「本当に橋本コーチはじめ、いろいろ打ち方や考え方をもう一度いいアドバイスいただいたので。バッテリーコーチの加藤コーチもいろいろと教わりましたので。そういったところは感謝したいなと思います」という大城卓。

 久々にマスクもかぶったが、「そうですね、はい。横川も久しぶりだったので、お互いテンポ良くやっていこうというなかで、横川もナイスピッチングしてくれたと思います」と投手を称えることも忘れなかった。

 そして、改めて本塁打した打席での狙いを聞かれると「狙いとかは、これといった球種は2ストライクだったのでなかったんですけど。いろんな球種を頭に入れながらじゃないですけど、何とか一本というか何とか出塁するという気持ちで。粘っこくというか、そういった気持ちでいました。コンパクトにというか、そういう気持ちでいった結果がああなりました」と振り返っていた。

 なお、もしも巨人がノーヒットノーランを喫していれば2002年8月1日中日戦(東京D)の川上憲伸以来23年ぶり9度目の屈辱となるところだった。

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