巨人・西舘「1イニングでも多く」前日7投手登板意識し7回111球の力投も…語った「一番の課題」とは

[ 2025年6月11日 23:14 ]

交流戦   巨人7―3ソフトバンク ( 2025年6月11日    みずほペイペイD )

<ソ・巨>3回を投げ終えた西館(左)と話す岸田 (撮影・成瀬 徹)    
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 巨人が2023年ドラフト1位右腕・西舘勇陽投手(23)の力投と、岸田行倫捕手(28)の猛打賞の活躍で6月3勝目(5敗)を挙げた。今季初の先発マウンドとなった西舘は7回111球を投げ6安打6奪三振3失点の力投。打っては、23歳右腕をリードした岸田が決勝打を含むプロ初となる4安打で3打点を叩き出し、西舘のプロ初となる先発勝利をアシストした。巨人は今季60試合を終えて31勝28敗1分け。

 西舘は試合後、111球を投げたことに「今シーズン初めてですね。2軍でもないです」と気持ち良さそうに汗を拭った。

 前日には、先発・井上に危険球退場もあり計7投手が登板。「そうですね、本当に序盤に点を取ってもらって自分の中で楽に投げられた部分はありますし、イニングをできるだけ…1イニングでも多くっていうのを、何とか投げ切れたのでそこは良かったなと思います」と投手陣全体のことを考え、少しでも長いイニングを投げることを意識していたことを明かした。

 昨年8月23日の中日戦(東京D)で負け投手になって以来、292日ぶりプロ2度目となる先発マウンドでつかんだ1勝。「うれしいのはうれしいですし…でも本当に野手の人たちに助けてもらっての1勝だと思うので」と初回に4点の援護をもらい、計7点を奪ってくれた打撃陣に感謝した。

 試合後には、阿部監督が「今日あんまりピッチャー使いたくなかったんで。よく頑張ってくれました。大きな1勝じゃないですかね」と称えつつ、「僅差でやっぱ勝てるピッチャーになってほしいから。ストライク先行も全然できてなかったし。そういう細かいところは、まだまだだなと思って見てました」と語っていたことを伝えられた23歳右腕は監督は「自分でも(2失点した)7回も最少失点で終わっていれば良かったなと思いますし、今日7回までは先頭を全部切れているんですけど、その中でもランナーが出てからのピッチングっていうところ。そこが一番の課題。そこが楽になれば最少失点でいったりできると思う」と監督の思いを受け止め、反省の言葉を口にした。

 「本当に野手の人たちに勝たせてもらった勝ちなので。まずは次に向けて修正できるところは修正できるように」。6回までは1点を失った3回以外は3者凡退斬りを見せるなど気持ちのこもった111球で、打撃陣の援護を差し引いても力投を見せた23年ドラフト1位右腕は、さらなる成長と高みを見据え、表情を引き締めた。

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