入社2年目の刺激的な日々 大谷2発+ジャッジ1発の超豪華デビュー戦

[ 2025年6月10日 08:00 ]

ヤンキース戦で、初回、先頭打者本塁打を放つドジャース・大谷(撮影・木村 揚輔)
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 今年からMLB担当記者になり約6カ月。普段は社内からメジャーのサポートをしたり、兼任のアマチュア野球の現場に出ていたが、5月29日から初の現地取材に来ている。1人で海外に行くことも、レンタカーを借りることも初めて。期待と不安に満ちた初米国出張も10日が過ぎた。

 デビュー戦から超豪華。渡米後初の試合は昨年ワールドシリーズの再戦となったドジャースVSヤンキース。今シーズン最初で最後のマッチアップということもあり、全米中継が行われるほど、注目が集まった。メディアの数も多く、一度囲み取材が始まると人が5重、6重になり、選手の顔を見ることすら一苦労だった。さすが東西名門対決。

 試合は初回にヤンキースのジャッジが先制パンチとなるソロを放つと、直後の攻撃でドジャースの大谷が仕返しの先制ソロ。大谷は第3打席にもソロを放ち、チームも快勝。昨季の両リーグMVP選手が計3発を放つ試合がデビュー戦ということもあり、他紙の先輩からは「持ってるね」「大変な日に来てしまったな」と声をかけられた。「大変な日」とはスポニチの伝統にある。大谷が本塁打を放つと、それを取ったファンに話を聞くことが伝統となっている。そのため、1日に2本飛び出すと、記者席と外野スタンドの移動で慌ただしくなる。記者としてはうれしい悲鳴だ。

 試合後は速報の対応と記事の作成に没頭する。ロサンゼルスと東京では17時間の時差があるため、午後10時に試合が終わったとしても、締め切りまでかなりの時間がある。しかし、これまで長文記事をほとんど書いた経験がなく大苦戦。結局、締め切り時間のギリギリに提出し、現地は明け方という生活が続いているが苦ではない。現場に行けば世界最高峰の選手がプレーをし、それを間近で見られる。刺激的な毎日がいまはすごく楽しい。残り14日間、少しでもメジャーの魅力が伝わるような記事を書けるよう邁進していく。(記者コラム・小林 伊織)

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