東海理化・福本 完全復活期すランニング弾「心折れたけど…」明石商出身、昨年の大ケガから再浮上へ

[ 2025年6月8日 13:23 ]

社会人野球都市対抗東海地区2次予選第3代表決定トーナメント1回戦   東海理化13―1三重高虎B・C ( 2025年6月8日    岡崎市民球場 )

<東海理化・三重高虎B.C>3回2死二塁で中越えランニング本塁打を放つ東海理化・福本(撮影・河合 洋介)
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 都市対抗東海地区2次予選は8日、第3代表決定トーナメント1回戦が行われ、東海理化は三重高虎B・Cを13―1の7回コールドで下した。

 「1番・中堅」で先発出場したプロ注目の福本綺羅(ひかる)は、ランニング本塁打を含む2安打2打点で貢献した。

 「西濃運輸戦の内容が悪かったので、この2日間で状態の良かったときを振り返ってきた。打ち気に走っていた部分があったので、球をギリギリまでしっかりと見る意識で臨みました」

 2回2死無走者で中前打を放つと、3回2死二塁では中越えのランニング本塁打を決めた。

 明石商(兵庫)出身で、高いミート力が武器の高卒4年目外野手。入社2年目だった23年都市対抗で14打数7安打(打率・500)と活躍して若獅子賞を受賞し、注目を集めた。

 しかし、ドラフト解禁年だった高卒3年目の昨年5月に右膝の前十字靭帯と半月板を損傷する大ケガを負った。

 「病院に行くまでは“血抜いたら大丈夫ですよ”ぐらいであってくれと願っていたのですが…。診断名を聞いたときに“正直、これはやばいな”と思い、心が折れた。だけど、そうやって落ち込んでいても結局は一緒なので。1週間ぐらいですぐに切り替えました」

 リハビリ期間は、体幹強化など自身の課題と向き合った。そして、5キロ増の体重92キロと体を鍛え直し、1番打者として表舞台に戻ってきた。

 「プロに行きたい気持ちは、めちゃくちゃある。だけど、気持ちが先走りすぎて結果を求めるような打撃になってはいけない。自分のスタイルを貫いていきたいです」

 明石商の恩師である狭間善徳監督から伝えられた「今を生きろ!」との金言を胸に挑む都市対抗予選。ドラフト戦線に再浮上するためにも、3年連続8度目となる本戦出場を目指す。


 ◇福本 綺羅(ふくもと・ひかる)2003年(平15)12月30日生まれ、兵庫県姫路市出身の21歳。小3から高岡西カントリーズで野球を始めて投手などを務める。高丘中では軟式野球部に所属。明石商(兵庫)では1年秋から背番号17でベンチ入りし、2年秋から背番号8。東海理化では、23年都市対抗で若獅子賞を受賞。1メートル79、92キロ。左投げ左打ち。

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