巨人グリフィン 長嶋さんへの手向け1勝に「貢献できてうれしいです」 東京Dでは今季19回無失点

[ 2025年6月7日 18:41 ]

交流戦   巨人2―0楽天 ( 2025年6月7日    東京D )

交流戦<巨・楽>ファンとハイタッチをかわすグリフィン (撮影・西川祐介)
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 巨人の来日3年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が7日の楽天戦(東京D)で6回4安打無失点と好投し、5月17日の中日戦(東京D)以来3試合ぶりとなる無傷の今季4勝目をマークした。

 序盤は制球を乱すも粘りの投球で最後まで得点を許さず。初回の2死満塁、4回の2死一、三塁も無失点で切り抜けた。

 0―0のまま試合は進行。だが、6回2死から増田陸が左越えに先制の4号ソロを放つと、代打・丸が2者連続アーチとなる1号ソロを右中間スタンドへ叩きこんで2点リード。

 6回までに102球を投げていたグリフィンは7回続投に準備していたが、2点奪ったことで7回のマウンドには2番手左腕・中川が上がって降板し、その後は大勢、マルティネスの必勝パターンで完封リレーとなった。

 試合後、決勝弾の増田陸とともにお立ち台に上がったグリフィンは「試合序盤は必ずしも全ての球種が良かったわけではないんですけれども、そのなかでも使える球種に頼ってなんとか長い回を投げようと、そういう意識で投げました」とコメント。安どの表情を浮かべた。

 この日もなかなか打線の援護に恵まれなかったが、「ロースコアの展開が続いていたので、なんとか均衡破られないように意識して投げてました」と冷静にイニングを重ねた。

 5月は東京ドームで2試合13回を投げて無失点。この日も本拠でG党の大声援を受けながら6回を無失点に抑え、これで東京ドームでは今季3戦2勝0敗、19回無失点と防御率0.00、今季の防御率も規定投球回未達ながら0.92となった。

 国民的スーパースターで、巨人の終身名誉監督だった長嶋茂雄さんが3日、肺炎のため89歳で死去。同日のロッテ戦が雨天中止となった巨人だったが、主砲・岡本ら故障者続出でもともと苦しいなかミスターへの思いが強すぎたこともあり、訃報後は3連敗となった。

 自身の力投で天国のミスターに待望の白星を届けたグリフィン。

 5連敗を喫した前日6日の試合後は阿部慎之助監督(46)が「“一つ勝つのは難しいよ”って(長嶋さんが)言ってくださっているのかもしれない」と話していたが、「監督がおっしゃっていたように勝つのが難しいということをみんな分かっているなかで、そういう勝ちに貢献できてうれしいです」と勝利の味をかみ締め、最後にファンへの一言を求められると「ガンバリマ~ス!」と日本語で声を張り上げ、大声援を浴びていた。

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