ソフトバンクは貯金1 川瀬が決勝の押し出し四球選ぶ「ベンチの皆さんが盛り上げて…」

[ 2025年5月31日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―2楽天 ( 2025年5月30日    楽天モバイル )

<楽・ソ>8回、押し出し四球を選んだ川瀬(撮影・島崎 忠彦)
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 ソフトバンクは30日、楽天に4―2で逆転勝ちした。雨で26分間の中断もあった熱戦でラッキーボーイになったのは川瀬晃内野手(27)。0―1の2回に同点に追い付く右前適時打。1―2から3点を挙げて逆転した8回には勝ち越しの押し出し四球を選んだ。右肘付近に死球を受けた影響で離脱している今宮健太内野手(33)がきょう31日に復帰する前に1安打2打点とアピールした。

 涙雨から、恵みの雨へと変わった。4時間17分のロングゲームを制し、気分だけは晴れやかだ。1―1の7回に3番手・杉山が1点を勝ち越された後、試合は降雨により26分間の中断。再開後の2死三塁のピンチを杉山が切り抜け、8回に逆転した。勝ち越し四球を選んだのは、2回に同点打を放っていた川瀬だった。

 「(雨で中断し)イレギュラーなことがあったけど、中断が終わってベンチの皆さんが盛り上げて“よっしゃあ、やってやろう”と言っていた。ああいう形で点が取れて良かった」

 1―2の8回は4番手の左腕・鈴木翔を攻めた。四球と単打で一、三塁とし、柳町の二ゴロの間に同点に追い付いた。なおも2死満塁で5番手・西垣から川瀬が押し出しの四球を選ぶ。2回に2死一、三塁から一時同点となる右前打を放っていた9番打者は、ベンチに向かってガッツポーズした。さらに次打者・周東の打席では暴投により1点を追加した。

 初回から6回まで毎回安打を放つも、得点は2回の川瀬の適時打による1点だけに終わっていた。それでも0―1の2回2死一、三塁で岸の変化球を同点タイムリーとした川瀬の冷静さは変わらなかった。1点が遠い中でも、雨中の激闘を最後にものにした。

 「まあ、勝ちゃいいでしょう。杉山は雨脚が一番強まった時だったからね。でも、直後に追い付いて、杉山に負けを付けなくて良かった」と小久保監督は長かった試合を振り返った。交流戦前の最終カードの初戦をものにし、2連勝で貯金は再び1とした。

 きょう31日から守備職人・今宮が1軍に再合流する。この日に仙台入りし、個別で軽めの調整を行った。正遊撃手が戻ってくるのは好材料だ。きょう31日は終日の雨予報で天気が気がかり。ただ、この日の選手たちは逆転勝ちで気分晴れやかだった。 (井上 満夫)

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