巨人・甲斐 プロ初劇打!15年目でやっと 延長12回サヨナラ犠飛

[ 2025年4月30日 05:26 ]

セ・リーグ   巨人4―3広島 ( 2025年4月29日    東京D )

<巨・広>ヒーローインタビューでファンの声援に応える甲斐(撮影・光山 貴大)
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 プロ15年目で放った初のサヨナラ打より、チームが勝ったことの方がうれしかった。巨人・甲斐は同点の延長12回1死二、三塁から中崎の147キロ直球を中犠飛として劇的勝利を決めた。「僕はたまたま最後に回ってきただけ。僕じゃなくて聞く人はたくさんいるんで」。移籍後初めて歓喜のウオーターシャワーを浴び、ともに戦い抜いた仲間を称えた。

 9連戦の初戦。何としても勝ちたかった。その思いを誰よりも感じていた。先発・井上が6回3失点と試合をつくり、以降は救援陣が無失点リレー。「やっぱり気持ちを感じる部分はありました。本当に頼もしいなと」。計7投手をリードし、マスク越しに熱い思いを受け取っていた。

 ソフトバンク時代の23年5月9日の日本ハム戦では同点の9回1死二塁から遊撃内野安打が失策を呼んでサヨナラ勝ちを演出。打点付きの劇的打は初めてだ。「本当に最後までみんなで戦った結果。僕はたまたま」。9回1死から代打で四球を選んでつないだ岸田や、途中出場から中堅でダイビングキャッチを披露した増田大らの名を挙げ、自分のことは二の次で仲間への感謝を続けた。

 この日は神田明神提供の「神田祭デー」として開催。くしくも甲斐が開幕前に参拝に訪れた場所でもある。頼れる扇の要が縁ある日に2連勝を決めて首位の阪神には0・5ゲーム差の2位に浮上。「まだまだこれから」。勝利の余韻に浸ることなく、バット片手に練習へ向かう背中が一段と頼もしい。(村井 樹)

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