12日に走塁ミスした阪神・島田「いつも前を向いている」木浪の姿勢を見習い、やり返す!

[ 2025年4月14日 08:00 ]

4月12日の中日戦、9回に走塁死した島田(撮影・中辻 颯太)
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 【畑野理之の談々畑】この日の阪神中日戦の降雨中止を最も残念がっていた一人が、島田海吏だ。前日12日の走塁ミスをすぐに取り返すチャンスを失ってしまったからだ。

 「今はもうヘコんではいないです。きのうの夜は何度も見返しましたし、めちゃくちゃ反省もしました。でも、そのままの気持ちで今日が始まって、マイナスのままスタートするのは一番良くない。気持ちを切り替えて、引きずらないように心を白紙にしています。でも、やっぱり試合の中でしかやり返せないので、またチャンスをもらえた時は…」

 12日の中日戦の9回、代走出場していた島田は一死二、三塁の二塁走者だった。その時点のスコアは1―3で、大事な同点の走者。木浪聖也の三遊間へのゴロで三塁走者の大山悠輔は生還したが、島田は二・三塁間で中途半端な走塁をして結局帰塁を選択したが、二塁でタッチアウト。本来なら1点差に迫り、なお1死一、二塁と続き、逆転サヨナラまでイメージできた。次打者の小幡竜平が右前打しており、余計に島田の走塁死がクローズアップされることになっていた。

 その言葉どおり、表面上は落ち込んで暗くなっている様子は見えなかった。しかし、ちょっと心の中までのぞいてみると…。大きなミスをした後は誰もが苦しんでいるし、平静でいるのは本当に難しいことがわかった。

 「本当はめっちゃヘコみましたよ。気にしやすい性格だと自分で思います。若い頃は“うわー、なんで、なんで”“なんであんなことを”と、ふさぎこんでいました」。しかし阪神入団後に、木浪の姿勢に感銘を受けたという。「ずっと木浪さんを見ていて、いつも前を向いている。納得できないプレーで悔しいと思ってもいると思うのですが、切り替えておられるというか、そういうのを見ていて見習いたいと思っています」

 人間だから一喜一憂はするが、グラウンドで最高のパフォーマンスをするには、その感情が邪魔になる時もある。だから島田は一晩の内に必死にリセットしたのだろう。シーズン143試合は長い。そのスピードが必要とされる時は、必ず訪れる。

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