ソフトバンクが今季初めて3発&4連勝 山川が驚異の2発、野村が延長10回に決勝弾

[ 2025年4月12日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―4ロッテ ( 2025年4月11日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>10回、ソロを放った野村(左端)を迎える山川(手前右)らソフトバンク選手(撮影・長久保 豊)
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 3発で4連勝!ソフトバンクは11日、一発攻勢でロッテとの接戦を制した。山川穂高内野手(33)が4回に左越え3号ソロ、9回には4号ソロを左翼スタンドへ運び、今季初のマルチ本塁打を記録した。試合は延長に入り、10回に野村勇内野手(28)が2季ぶりの一発となる決勝の左越え1号ソロ。チームは開幕カードで3連敗したロッテに雪辱し、1分けを挟んで今季初の4連勝。最大5あった借金を1として3位タイに浮上だ。

 巡る予定のなかった打席で意外性の男が決めた。4―4の延長10回無死、9回に守備固めとして出場していた野村が、ロッテ・小野の高めに浮いた変化球を捉え、左翼スタンドへ運んだ。23年9月13日の西武戦以来、2シーズンぶりの一発は決勝1号ソロとなった。

 「初球から甘い球が来たらどんどん、振っていこうと思いました。頼むから越えてくれという思いでした」

 1点リードの9回、ダウンズに代わり、三塁の守備に入った。ただ、守護神オスナが同点とされ延長戦。チームにとっては想定外だったが、野村にはチャンスだった。22年には球団の新人タイ記録の10本塁打を放った長打力も持ち味だ。今季の3打席は守備固めと代走から回り、3打数2安打。「野村ね、誰も打つとは思ってなかった。自信にしてくれたらいいね」と小久保監督も脱帽の活躍だった。

 決勝弾が生まれる前の主砲の2発も凄かった。1―0の4回1死、山川は昨季まで同僚だったロッテ・石川柊の2球目、内角147キロを巻き込むように左翼席へ運んだ。初球145キロとほぼ同コース、同球種。さらに同点の9回はゲレーロの159キロを左翼席へ「完璧に近い打ち方だった」と今季初1試合2発となる4号ソロ。直近5試合は21打数12安打の打率・571、4本塁打11打点と止まらない。

 この日から大リーグで話題の「魚雷(トルピード)バット」が使用可能になったが、山川は富士大1年から使う稲葉篤紀モデルを先端に残し、グリップをオリックス・森の仕様にしたものを愛用。10年以上の付き合いになる“相棒”は変えるつもりはないが、流行も気になる様子だ。「魚雷バットは魚雷バットで気になりますね。誰か注文したら、触ってみたい」と興味は尽きない。

 今季初の1試合3発で逆転勝ちし、指揮官は「4番が打って負けるわけにはいかんなと思っていた」と会心の表情だ。4番に当たりが戻った6日の西武戦から1分けを挟み今季初の4連勝。最大5あった借金を1とした。「波もあるとは思いますけど、続けていきたい」。絶好調の山川が開幕からつまずいたチームを押し上げている。  (福浦 健太郎)

 H…周東が開幕からの連続試合安打を12に伸ばした。4打席無安打で記録が途絶えるかと思われたが、延長10回に巡ってきた5打席目に小野の直球を左前へ運び、「気持ちよく明日を迎えられます」と話した。1番打者として出塁率が求められるが、先輩の柳田や近藤から積み重ねられる安打数を意識した方がいいとアドバイスされた。ここまで12試合で17安打。目標の160安打に向けて順調だ。

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