日本新薬・浜田竜之祐 頼れる4番打者が目指すは頂点のみ「日本一になることを目標にやっていきます」

[ 2025年4月11日 17:27 ]

今季も4番を任される日本新薬・浜田
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 3年ぶりの都市対抗出場へ向けて、頼れる4番打者がナインを鼓舞している。日本新薬の浜田竜之祐内野手(31)は、今季が入社10年目。自身にとって節目のシーズンとなるが、チーム全体の勝利を何よりも願う。

 「自分が10年目になるということはそこまで気にしていませんが、ここ2年、都市対抗を逃している。今年こそは何が何でもという思いでやりますが、その一方で“まず都市対抗に出よう”という考えではいけない。日本一になることを目標に設定して、そこに近づけるようやっていきます」

 浜田が専大から入社した2016年当時、チームにとって都市対抗の本戦出場はあくまでも通過点でしかなかった。目指すは頂点のみ。近畿地区予選での目先の1勝ばかりにとらわれていては、目覚ましい躍進を遂げることはできない。本戦出場をかけた戦いが重圧を背負ったものであるということは百も承知だが、高い目標を持つことの大切さを改めて、選手たちに浸透させた。

 そのためには、自らの打撃で、勝利に導く覚悟がある。昨季は主要公式戦で打率・302をマーク。近畿地区2次予選でも打率・360の堂々たる数字を残した。NTT西日本の補強選手として出場した都市対抗でも3試合で12打数6安打6打点1本塁打の打率・500。ここでも4番として8強進出に貢献したが、満足の2文字はない。浜田が言葉に力を込める。

 「昨年、予選で勝てなかったのは4番だった僕の責任が大きい。それぐらいの覚悟を持って、冬の間も取り組んで来ました」

 今オフも例年通り、打球速度のアップとスイングの再現性を高めることに力を注いだ。工夫を施すのは自主練習。置きティーで打つポイントを細かく設定し、コースや高さに応じて理想のスイングを追求した。その際、バロメーターになるのが、左打席から放たれた打球の質。約20メートル離れたネットに向かって打ち込むことで一つ一つのスイング軌道を丁寧にチェックし、微調整を重ねた。

 そんな姿に揺るぎない信頼を寄せるのが、就任2年目の鎌田将吾監督だ。

 「あいつが打たないとチームは勝てないですし、今年も状態はすごくいい。一番、練習もしますし、トレーニングもする。野球に全てを捧げている姿勢は信頼できますし、会社のため、チームのために、やってくれています」

 副主将としても、チームを支える今季。「(主将の)橋本がやりたいチームづくりをサポートしますし、言いにくいことは僕が言うようにやっていきます」。さまざまな役割を果たしながら、自らが上方修正したゴールを目指す。

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