阪神にも「魚雷バット」 梅野は試し打ち、坂本は発注「合う合わないもあるので」

[ 2025年4月10日 05:15 ]

梅野がティー打撃で初めて試したSSK社の魚雷バット(中央)
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 阪神にも「魚雷(トルピード)バット」が“襲来”だ。ヤクルト戦の試合前練習で、SSK社の担当者が新形状のバットを持参。今、大リーグで注目集めている先端が細く、魚雷やボウリングのピンにも似た魚雷バットのサンプルだった。

 9日は同社とアドバイザリー契約を結んでいる梅野がティー打撃で使用。「試しに」と多くは語らなかったが、阪神で魚雷バットを手に取った選手は初めてとみられる。

 ヤンキースの分析部門が研究、開発した同バット。最も太い部分が先端ではなく真ん中付近にあり、芯の位置が変わる。ヤンキースが開幕3戦で大リーグタイ記録となる15本塁打を記録した直後から、阪神の複数選手から各メーカーに問い合わせがあったという。

 7日に都内で行われた日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会では導入へ前向きな姿勢が示され、5月の同委員会で承認されれば12球団が足並みをそろえて使用を開始する方向。ただ、慎重な選手もいる。SSK社から用具提供を受ける前川は本紙の取材に「感覚が変わるので」と、ひとまず使用を見送る構え。同社の担当者も「球も体格も違うので、日本人に合うかどうかは分からない」と見解を示した。

 重心位置が手元寄りになることでバットは振り抜きやすくなるため、手元までボールを引きつけて打つことができるのがメリット。その一方で、遠心力を生かして打つ選手にはフィットしない可能性もあるという。

 坂本は、今季も使用している「VICTUS(ヴィクタス)」社に魚雷バットを発注済み。「合う、合わないもある。間違ったらケガする可能性もあると思うので。自分に合うかどうかですね」と実物の到着を待つ。

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