ミキハウス・猪原隆雅 持ち味発揮し貴重な左越え3ラン「自分の力を最大限発揮できる準備をしたい」

[ 2025年4月4日 15:09 ]

JABA四国大会   ミキハウス 8―1 KMG ( 2025年4月4日    JAアグリあなんスタジアム )

左越え3ランを放ったミキハウス・猪原隆雅(提供写真)
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 ミキハウスが隙のない戦いぶりで、予選リーグの初戦に快勝した。入社4年目を迎えた猪原隆雅外野手(25)の3ランなど7安打8得点。投げては同2年目の元巨人・桜井俊貴投手(31)が6回4安打無失点の力投を見せた。

 「相手のエラーで1点は入りましたが、1巡目はこちらもランナーを出せていなかった。流れをこちらへ引き寄せるためにも、何とか追加点をあげたい気持ちでした」

 猪原が持ち前の長打力を見せつけた。1点を先制した4回は、なおも2死一、三塁。カウント2―1からの4球目、肩口から入ってきたスライダーを捉えると、放物線を描いた打球は左翼席へと飛び込んだ。この回の4得点が起点となり、5回以降も着実に加点。「6番・右翼」としてフル出場を果たした右打者の一発が、打線を活性化させた。

 大冠(大阪)、日体大を経て22年に入社。同年から2年連続して社会人野球の侍ジャパンに選出されるなど、注目を集めてきた。一転、思うような数字を残せなかった昨季。その反省を踏まえ、今オフは練習から実戦を想定し、一球で仕留められることを強く意識してきた。

 「これまで試合に使っていただいてる中で、春先のJABA大会で打てると思ったボールを仕留めきれないことが続いていました。なので、今年は練習でやっている通りのスイングを再現性高く出せるように取り組んできたつもりです」

 外野の定位置を守ってきた中で、今季から元巨人の菊田拡和が加入するなど野手の層は年々厚くなってきている。内、外野ともにレギュラー争いが激しくなるのは百も承知。猪原は言葉に力を込める。

 「これまではチームが勝つ確率を高めるためにも自分が結果を出さなければならないという気持ちが強かったのですが、今年はチームスローガンにもあるように“つなぐ”ということを念頭に置いています。たとえ自分が打てなくても他の選手がカバーしてくれますし、その逆もある。レギュラーを確約されているわけではないですし、去年と同じような成績なら他の選手が出た方が勝てる。ただ、出られなくなるのは悔しいことなので、自分自身の強みを最大限に発揮できる準備をしながら、チームの目標である2大大会のベスト8以上、その先にある優勝を目指してやっていきます」

 昨年は激戦の近畿地区を勝ち抜き、都市対抗、日本選手権の2大大会に出場。日本選手権では初戦で名門・ENEOSを2―0で下した。今季のチームとしての目標は、2大大会での8強以上。30人のナインが一丸となり、さらなる快進撃を狙う。
 

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