入社3年目の左腕、東芝・北村智紀が6回無失点の好投「ゾーンの中でテンポよく勝負できた」

[ 2025年4月4日 17:52 ]

JABA四国大会   東芝4―0四国銀行 ( 2025年4月4日    むつみスタジアム )

6回無失点の好投を見せた東芝・北村智紀
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 東芝の先発・北村智紀投手(24)が6回無失点の好投を見せ、予選リーグ初戦を快勝に導いた。

 「ゾーンの中でテンポよく勝負していくというテーマで結果を出せたことは良かった。ピンチの場面でもストライク先行で投げられたと思います」

 唯一のピンチでも冷静だった。1―0の4回1死一、二塁では2球で相手4番を追い込むと、フォークで空振りを奪い3球三振。続く打者も三邪飛に封じ、決定打を許さなかった。90球を投げ、4安打2四死球。直球を軸に、スライダー、フォークも交えた投球で的を絞らせなかった。

 龍谷大平安(京都)、青学大を経て今季が入社3年目のサウスポー。今季は先発の一角として期待される。新人だった23年は3月の東京スポニチ大会で新人賞を受賞。2大大会でも登板を果たしたが、2年目の昨季は思うような成績を残すことはできなかった。

 「昨年までは、ばらつきもあって、計算が立たない投手だったと思う。今は良いボールを投げることも大切ですが、どうすればバッターを打ち取れるようになるかを重点的に考えるようになりました」

 一念発起して臨んだ今オフ。再現性を高めることを一番のテーマに、シャドーピッチングに今まで以上に時間を費やすようになった。下半身主導のフォームを習得するべく、投球時における並進運動の際にはメディシンボールやウオーターバックを利用したドリルにも注力。「145キロの甘いストレートよりも、130キロ後半を厳しいコースに投げきる」ことに重きを置いた結果、3月21日に行われた春季神奈川県企業大会の三菱重工East戦では先発して5回を1安打無失点に封じ込めた。昨年の都市対抗覇者を相手に5三振を奪う快投で、オフからの取り組みが正しかったことを再確認することができた。

 「1年間を通して、ケガなく走りきれるように。そのための体のケアもしっかりやって、調子が悪かったとしても試合をつくれることを徹底していきたいと思います」

 投手陣が底上げされてきた中、厳しい競争が待ち受ける今季。北村が先発の一角を担える存在になれれば、15年ぶりとなる都市対抗優勝への視界は一気に開けてくる。 

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