佐々木朗希の制球難示すチャート表 米メディアが公開「チャートは全てを物語っている」

[ 2025年3月30日 11:52 ]

インターリーグ   ドジャース―タイガース ( 2025年3月29日    ロサンゼルス )

<ドジャース・タイガース>2回途中で降板するドジャース先発・佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が29日(日本時間30日)、タイガース戦で本拠初登板。初回から制球が安定せずに2失点し、不安定な立ち上がり。1回2/3を3安打2失点4四球と再び制球に課題を残した。最速は96.9マイル(約155.9キロ)だった。

 1番マッキンストリーへの初球は96.5マイル(約155.3キロ)の直球。シュート回転で外角ボールゾーンへ外れた。マッキンストリーには左前打を許したが、2番グリーンは96.7マイル(約155.6キロ)直球で空振り三振を奪い、ファンからどよめきが起きた。

 その後制球が安定せず安打や四球が絡んで2死満塁のピンチをつくると、6番マーゴーの当たりは三塁線へのボテボテの当たり。佐々木がマウンドから駆け下りて処理しようとしたが、適時内野安打となった。7番スウィーニーにはこの回2つめの四球となる押し出し四球を与えて、2点目を失った。初回は41球を投げてストライクは24球。ストライク率は58.5%とこの日も制球力に課題を残した。

 2回も先頭の9番クライドラーに四球。1番マッキンストリーの打席で自らの暴投で二塁への進塁を許した。しかし、マッキンストリーは見逃し三振、2番グリーンは遊飛に打ち取って2死を奪った。3番トーケルソンには四球を与えたところで、ロバーツ監督がベンチを出て、降板となった。この日は61球を投げ、ストライクは32球。ストライク率は52.4%だった。佐々木はベンチに戻ると口元にタオルを当て、悔しそうな表情を浮かべて戦況を見守った。

 米CBSスポーツは「佐々木朗希、制球難再び。ドジャースタジアムデビューで2回を投げ切れず」との見出しで報道。さらに米データサイト「ベースボール・サバント」のチャート表を用い「ピッチロケーションチャートは全てを物語っている」とストライクゾーンから大きく外れて散らばる球が多いことを指摘した。

 一方で「佐々木は才能あふれる選手だが、まだ23歳。今夏のドラフトで指名される多くの大学生投手よりも少し年上だが、野球のことだけでなく、新しい文化にも適応している。佐々木は千葉ロッテマリーンズでプレーしていた頃は、非常に優れた制球力を発揮していたので、ストライクを投げる能力は間違いなく備わっている。ただ、メジャー2試合ではまだそれが発揮されていないだけだ」と今後の適応に期待していることも伝えた。

 また、メジャー初登板となった19日のカブス戦よりも平均球速が低下した点も指摘。「佐々木の速球は土曜日に平均96.1マイル(約154.6キロ)を記録し、今月初めの東京シリーズでの100マイル(約160.9キロ)を下回った。しかし、これは理解できる。佐々木は母国での登板とMLB初登板では、アドレナリンが大量に出ていたはずだ。また、土曜日にはボールをストライクゾーンに投げ込むために、少し抑えていた可能性もある(たとえそれがうまくいかなかったとしても)」と報じた。

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