森繁和 ドジャース由伸の新型スプリットに太鼓判 有効に使えれば2桁勝利の可能性も十分

[ 2025年3月30日 01:29 ]

インターリーグ   ドジャース8-5タイガース ( 2025年3月28日    ロサンゼルス )

<ドジャース・タイガース>3回、カーペンターの打球に飛びつく山本(撮影・沢田 明徳)
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 【森繁和 視点】山本はソロ2発こそ許したが直球、変化球ともボール自体は非常に良かった。2桁10奪三振。そのうち8個を奪ったスプリットの、25年版ともいえる「変化」が目に留まった。

 ワンバウンドするような縦の大きな変化ではなく、ホームベース上で打者のバットをくぐり抜けるように小さく鋭く落ちる。2年目でメジャー公式球や米国の気候に慣れ、同時に指での挟み方や腕の振り方を工夫しているのだろう。この変化なら空振りやファウルではなく内野ゴロになる可能性も高く、球数を減らすことにもつながる。また、左打者の外に流れるスプリットも効果的。この武器を有効に使えれば2桁勝利の可能性も十分だ。

 直球はコーナーに決まっており威力もあった。残るはカーブの使い方か。初回1死一塁で3番グリーンに初球のカーブを狙われ中前打。うまく打たれたが、ここから配球でもカーブが減った。他の打者の見逃し方などを見ても山本のフォームで癖などあるのかもしれない。ただ、緩急をつけるためにも必要な球種。こちらも工夫していきたい。

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