【センバツ】スタンド組に矜持あり 山梨学院・武市琉之介「応援で勝たせたい」

[ 2025年3月20日 12:00 ]

第97回選抜高校野球大会第3日 1回戦   山梨学院―天理 ( 2025年3月20日    甲子園 )

最後の夏にベンチ入りを狙う武市
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 昨春の選抜で8強入りした山梨学院は天理と初戦を戦う。身長1メートル94の投打二刀流として注目の山梨学院・菰田陽生(こもだ・はるき、2年)は「3番・一塁」で甲子園デビューを果たす。

 スタンド組にも矜持がある。試合前に右翼周辺でキャッチボールを行ったナイン。一塁側アルプス席で見守った遊撃手・武市琉之介(3年)は入部以来、ベンチ入りの経験がない。大会に挑むチームが一足早く山梨を離れてからも、クサることなく練習に励んできた。

 さらに「残留組」メンバーは練習を終えた後、応援練習のための時間を確保してほしいと指導者に直訴した。「やっぱりチームワーク。自分もベンチ入りしたいですけど、チームが勝つことがうれしい。応援でチームを勝たせたいという思いが強い」と皆の考えは一致していた。

 山梨学院の応援はチャンステーマ「BIG WAVE」が有名。23年選抜では同校野球部OBのシンガー・ソングライター伸太郎氏が生んだ“魔曲”に乗って初の甲子園優勝。グラウンドと一体となったアルプスが選手に力を与えていた。

 「自分の実力が足りずにベンチに入ることができなかった。前の代から出ていた梅村や萬場には憧れがある。夏が最後なので必ずベンチに入れるように頑張ります」と武市。この春は仲間のために声をからし、最後の夏に向かう。(柳内 遼平)

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