ソフトバンク・上沢「やり返せるように」 古巣の日本ハムに5回9安打5失点

[ 2025年3月17日 06:00 ]

オープン戦   ソフトバンク3―8日本ハム ( 2025年3月16日    みずほペイペイD )

<ソ・日>2回、矢沢に2点適時打を浴びる上沢(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク上沢直之投手(31)が16日、日本ハムとのオープンに先発し、5回9安打5失点と打ち込まれた。23年まで在籍した古巣との初対戦だったが、初回から3イニング連続で失点。重盗など4盗塁も許して課題を残した。しかし、4回以降は球威が上がってきた直球を主体にきっちりと修正し、2イニングを無安打に抑えた。この反省を生かし、シーズン本番で雪辱すると誓った。

 上沢は本塁カバーリング後、思わず苦笑いした。0―3の3回1死二、三塁で一昨年はバッテリーを組んでいた伏見に2打席連続安打となる中前2点適時打を浴びた。3回までに5失点。さらに重盗を含む4盗塁を許した。古巣・日本ハムとの初めての対戦で元チームメートにやりたい放題された。

 「いいところも悪いところも出た投球でした。走られてしまったのは監督にも“ちょっと修正しないとね”と言っていただいた」

 5回を投げて9安打5失点。元同僚に“フルボッコ”されたが収穫も得ていた。「前回よりも直球の強さはあったかなと思いますし、いろいろと試したい球、左(打者)へのフロントドアのツーシームとかも投げることができた」。4回以降はきっちりと修正し無安打に抑えた。85球のうち直球33球で8球がファウルとなり「これが今度は空振りになるようにすればいい」と前を向いた。7球種を使ったことに関しても「序盤に変化球を使いすぎた。後半みたいに直球主体で良かった」と気付きがあった。

 刺激を受ける対決もあった。3番に入った松本剛は11年ドラフトの同期。初回の初対決はパワーカーブを左前打された。「いいバッターなのは変わらない。うまくレフトに打たれたかな」。2回は同じパワーカーブで見逃し三振、4回はフォークで中飛に抑えてリベンジした。

 平常心で臨むのは難しかった。わずか1年でメジャーから日本球界に復帰し、同一リーグで優勝を争うライバルチームに加入したことについて、新庄監督からオフに苦言を呈された。試合後は敵将の攻略コメントが注目されたが、「お話しすることは何もございません」と書かれた紙を報道陣に手渡し球場を後に。小久保監督も「多少の投げにくさはあったんじゃない。走られた、打たれたは修正せないかんけど、直球の出力は上がっていたよ」とかばった。

 開幕3戦目となる30日のロッテ戦の先発が内定している。日曜日の登板が続けば当面は日本ハム戦の先発はないが、いつかその日が巡ってくる。「レギュラーシーズンで当たる時にはやり返せるようにしたい」と本番での雪辱を期した。 (井上 満夫)

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