広島ドラ3岡本 初登板から6試合連続無失点で開幕1軍へ前進!初の回またぎも問題なし

[ 2025年3月15日 05:45 ]

オープン戦   広島3―0ロッテ ( 2025年3月14日    マツダ )

<広・ロ>6回から登板した岡本(撮影・平嶋 理子)
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 広島は14日、ロッテとのオープン戦に3―0で快勝した。6回から2番手で登板したドラフト3位・岡本駿投手(22=甲南大)は自己最速151キロを計測するなど、プロ初の回またぎを2回無安打無失点、3奪三振に封じた。今春対外試合は初登板から6試合連続無失点で、新井貴浩監督(48)も「ずっといいものを見せてくれている」と高く評価。開幕1軍へ大前進した。

 岡本の成長が著しい。自己最速を2キロ更新する151キロの直球を軸に、ツーシーム、チェンジアップを織り交ぜ、ロッテ打線を翻弄(ほんろう)した。初の回またぎにも動じることなく、初登板から6試合連続無失点。開幕1軍へ明るい光が差し込んだ。

 「立ち上がりはあまり良くなかったが、2イニング目は落ち着いて投げられた。今日は打たせて取る投球をしようと思ってチェンジアップを投げたが、そのチェンジアップも良かった」

 ポテンシャルを発揮した。1―0の6回から2番手で救援。先頭のソトを高めツーシームで見逃し三振に抑えると、続く藤岡への2球目で自己最速を更新。5球目のカットボールで左飛に打ち取り、四球を挟んで西川を遊ゴロに退けた。ゼロを刻み、安堵(あんど)したのも、つかの間。ベンチに戻ると、永川投手コーチから「もう1イニングいくぞ」と伝えられ、想定していなかった7回のマウンドに向かった。

 快投は続く。先頭の岡を真ん中低めチェンジアップで空振り三振。安田からも内角高めチェンジアップで見逃し三振を奪うと、最後は寺地を直球で二ゴロに仕留めた。計6試合7回で打たれた安打は、わずか1本。投球回を上回る9奪三振をマークする。新人右腕は「まだ自信はそんなにない。たまたま抑えられているのかなと思っている」と謙遜するが、新井監督は「本当に、ずっといいものを見せてくれている」と高く評価した。

 甲南大入学時に内野手から投手に転向。投手歴は4年弱と経験は浅いが、目覚ましい進歩を遂げている。「練習量も増えて、毎日ウエートトレーニングも取り入れているので、いい感じに伸びていっていると思う」。体重は入団後に5キロ増量したといい、球威向上にもつながっている。

 「開幕1軍に入るつもりで、どんどんアピールを続けて、このまま、いい状態で入れるように頑張りたい」

 中継ぎ陣では、勝ちパターンの栗林、島内、ハーンのほか、塹江、森浦も開幕1軍が確定的。残る3枠を巡って競争は続くが、この日の2回無失点投球で開幕1軍入りがグッと近づいた。 (長谷川 凡記)

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