ヤクルトの45歳・石川 開幕ローテほぼ手中!5回1失点の力投で勝ち投手「持っているものを出せた」

[ 2025年3月15日 05:30 ]

オープン戦   ヤクルト6―1オリックス ( 2025年3月14日    神宮 )

<ヤ・オ>5回1失点の石川(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトの石川雅規投手(45)が14日、オリックスとのオープン戦に先発し、5回5安打1失点と力投して勝利投手となった。今季初の本拠地・神宮球場での開催で、2戦連続の好投で開幕ローテーション入りを力強くたぐり寄せた。また28日の開幕・巨人戦の開幕投手には奥川恭伸投手(23)が決定。これで12球団の開幕投手が出そろった。

 45歳の挑戦。石川はオリックス打線を5回5安打1失点に抑えた。オープン戦3試合で防御率1.64。充実した表情に手応えがにじんだ。

 「初回に1点で粘れて、そこから持っているものを出せた」。初回は先頭から2者連続三振も、2死から3連打を浴びた。それでも愚直な粘りこそが1メートル67の小さな鉄人の真骨頂。丁寧に低めを、強気に内角を突き、130キロ前後の直球でも押した。「真っすぐもしっかり使いながらの変化球。全てのボールで抑えるのが自分のスタイル」と胸を張った。

 プロ24年目。個人のスローガンに「挑戦」を掲げた。「自分に限界をつくらない」。プロ野球史上最年長の開幕投手の座も「目指さないといけない」と宣言した。後輩との競争の末、23歳の奥川が開幕投手に決定。「年齢は関係ない。(奥川には)チームもみんなも、乗っていけるような投球を期待したい。今のままなら十分大丈夫。僕もしっかり続きたい」と22歳年下の右腕にエールを送った。

 年齢が関係ないのは石川も同じだ。開幕投手はならずも、開幕ローテーション入りには大きく前進。高津監督が「先発に入ってほしい一人」と期待すれば、石井投手コーチは「キャンプからずっといい投球。彼自身もローテーション入りをしっかり意識してくれている」。開幕2カード目、4月1日からの広島3連戦(神宮)で開幕ローテーション入りなら自身2年ぶりで、12年の中日・山本昌の47歳に次ぐ史上2番目の年長記録となる。

 「ホームのまっさらなマウンドは何度上がっても気持ちがいい。やっぱり大好きな球場。数多くマウンドに立ちたいと思った」。同時に、石川も仲の良かった担当者が2月に死去したため、球団マスコット「つば九郎」が不在の神宮でもあった。真っ青な春空。石川の快投はきっと天国にも届いたはずだ。(鈴木 勝巳)

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