「決断力と厳しい姿勢」西武・西口新監督の野球感に触れるのが楽しみ

[ 2025年3月15日 08:00 ]

西武・西口監督
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 昨年の10月だった。西武の西口文也2軍監督が1軍監督に内部昇格することが正式に決まった際、球団関係者から「重要な決断力と選手に厳しく接することができる性格が評価された」と聞いた。

 今年もオープン戦が進み、取材も本格化してきた。言葉はぶっきらぼうだけど端的で、野球への厳しさを感じる。バントミスをした選手がいれば、報道陣の前で指摘する。ミスはミス。変にかばうことはしない。オープン戦でも「勝ちに行く」と姿勢を見せている。

 昨季は1軍が歴史的低迷をした一方で、西口氏が指揮を執った2軍はイースタン・リーグ3位で首位争いを繰り広げた。バントやエンドラン、盗塁など小技も駆使して1点をもぎ取り、白星を重ねた。1軍では小技を絡めようとしてもうまくいかないチグハグな攻撃が散見。球団は外部からのコーチも招へいし、立て直しを図った。

 12日には移動の際の遅刻を理由に、佐藤龍を1軍から3軍に降格させたことを明かした。7日に遠征先の札幌から静岡に移動した際、チームとして予定した飛行機に搭乗できず。指揮官は「寝坊したから3軍に落とした。それだけです」と厳しい姿勢を打ち出した。

 開幕まで2週間を切った。西武はどのような戦いを繰り広げるのか。采配だけでなく、西口監督の厳しい野球感に触れるのが楽しみだ。(記者コラム・神田 佑)

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