阪神・デュプランティエが“バナナカーブ”で3回5奪三振 前回登板の課題修正しナックルで打者ほんろう

[ 2025年3月13日 05:15 ]

オープン戦   阪神3ー2西武 ( 2025年3月12日    ベルーナD )

<西・神> 2回、セデーニョからカーブで三振を奪った阪神・デュプランティエ(撮影・大森 寛明)
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 冷静だった。0―0の3回2死一、三塁。阪神・デュプランティエ(ブルワーズ傘下3A)は、先制のピンチで目の前の打者に集中した。

 「前回よりもゾーン内にしっかり球を投げられた。(栄枝が)低めのボール球、チェンジアップやカーブもしっかり止めてくれたので、信頼して投げることができた」。平沼をワンバウンドのナックルカーブで空振り三振斬り。3回を1安打無失点で、5三振のうち3個をナックルカーブで奪った。

 ビーズリーの登板回避を受けて急きょ先発した前回5日の中日戦では2回3安打3失点。今回は「日本とアメリカでは打者のバットの軌道が違う」と課題を掲げて臨んだ。学業成績や課外活動で優秀な生徒が選抜される「全米優等生協会」に入会していた頭脳明晰(めいせき)な助っ人は、同じ失敗をしない。最速154キロをマークした直球が高めに決まり、栄枝がキャンプ中に「高めからワンバウンドする落ち幅」と評したナックルカーブとのコンビネーションが光った。

 チェンジアップの精度を反省材料に挙げ、「毎登板、学んでいる」と右腕。藤川監督からは「また(イニングを増やす)次の段階がありますけど、順調かなと。たくさん(の候補が)いる中で、また考えなければいけない」と高評価を得た。ドラフト1位の伊原(NTT西日本)、富田と開幕先発ローテーション6番手の枠を争う立場。「そこは自分でコントロールできることじゃない。私は私のできることをしっかりやっていきたい」と先を見据えた。

 初回の投球後はベンチ内でバナナを食べてエネルギー補給。ガムをかむのが好きではないそうで、「ここ数年いろいろやっている。口の中の神経とか、体がちょっとリラックスするだったりとか、そういう効果がある」。試行錯誤を重ねつつ、日本の野球に着々と適応し、チームにとって最高の“答え”を出す。(大林 幹雄)

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