大谷翔平 1日OP戦で花巻東の先輩・雄星と激突 ライブBPで今春1号&スライディング確認し準備完了

[ 2025年2月28日 01:30 ]

ライブBPで本塁打を放つ大谷(撮影・沢田 明徳)
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ドジャースの大谷翔平投手(30)が28日(日本時間3月1日午前10時5分開始)の古巣エンゼルス戦でDHで今春のオープン戦に初出場する。26日(同27日)、デーブ・ロバーツ監督(52)が公表した。エ軍は菊池雄星投手(33)が先発予定で、いきなり花巻東の先輩左腕との対決が実現する。今キャンプ2度目の実戦形式の打撃練習では、“25年初本塁打”を放つなど準備は万全だ。

 青空に強打者特有の甲高い打球音が響いた。今春2度目のライブBP(実戦形式の打撃練習)で20歳のマイナー右腕の高め直球を強振した大谷の打球は、中堅右のフェンスのはるか上を通過。推定飛距離130メートルの“今春初アーチ”だった。

 2セット、計37球で安打性の当たりは2本ながら20球以上はボールの見極めに費やした。見守ったロバーツ監督は「もう準備ができている。Locked in(集中力が研ぎ澄まされているよう)だ」と評価。「多くの球を芯で捉えられていて、本塁打も打った。良い状態」と続けた。

 米8年目、ド軍2年目が本格的に始まる。練習前、ロバーツ監督は「翔平はエンゼルス戦でプレーする予定」と明言した。昨秋ワールドシリーズで左肩を脱臼し、オフに手術。キャンプ初日の12日には「一番は可動域の制限(がある)」と語っていたが、20日は「感覚的には試合に出られる感じ」と話していた。慎重を期して段階を踏み、28日のエ軍戦で25年の初実戦に挑む。

 大谷にとって古巣のエ軍の先発は花巻東の先輩で、アストロズから移籍1年目ながら開幕投手を務める菊池。「最初の2試合くらいは結果を気にせず」と自然体を強調していたが高校の後輩との対決には自然と力が入るに違いない。メジャーでの対戦成績は23打数7安打、打率・304、3本塁打、5打点と大谷が優勢で、オープン戦では初対戦となる。

 この日は走塁練習も実施。二塁に滑り込んだ際に左手を地面に強くついたことが脱臼の原因になっただけに、スライディング練習は右手を上げ、左手は左胸付近に固定して滑る新たな形を模索した。

 昨季はメジャー史上初となる「50―50(54本塁打、59盗塁)」、ワールドシリーズ制覇、3度目の満票MVPなどの偉業を達成。新たな伝説のシーズンへ、まずは“先輩撃ち”からスタートを切る。

 ▽大谷の過去のメジャーでのオープン戦初戦 エンゼルス時代で1度目の右肘じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)明けで出場がなかった19年を除き、通算成績は6試合で14打数6安打、打率.429、1本塁打、4打点と好成績。ドジャース1年目だった昨年は2月27日のホワイトソックス戦の3打席目に初めて初戦で本塁打を放って勢いに乗り、その後の歴史的な活躍につなげた。

≪NHK BS急きょ生中継≫
 菊池と大谷がいきなりオープン戦で対戦する注目のカードを、NHKがBSで生中継することを急きょ、決定した。放送時間は3月1日の午前10時から同11時までの1時間を予定。菊池は先発して短いイニングとなる見込みで、1番で出場する可能性が高い大谷とは、1打席か2打席の対戦が予想される。NHKは昨年もド軍移籍1年目の大谷のオープン戦初出場の試合も生中継した。

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