森繁和氏 巨人・田中将のカーブに見た「縦振り」フォームのキャンプ成果

[ 2025年2月25日 05:30 ]

オープン戦   巨人1―2ロッテ ( 2025年2月24日    那覇 )

<巨・ロ>初回、無失点で笑顔の田中将(撮影・光山 貴大)
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 【CHECK!森繁和】わずか10球だったが、巨人・田中将本人も納得の内容だったと思う。キャンプから取り組む「縦振り」のフォーム。腕を正しく使おう、との狙いだが、その意識は2球投げたカーブに表れた。縦に奇麗に落ちていたし、今後は武器であるスプリットの縦変化にもいい影響を与えるはずだ。

 故障や加齢などにより、投手はどうしても肘が下がり気味になる。その結果、腕が横振りになってボールは引っかかったり抜けたりする。右肘を上げるのはもちろんだが、グラブをはめた左手を逆に下げる意識も大切。そうすれば右手はより上がりやすくなる。

 直球が走っていたし、甲斐とのバッテリーでその直球をうまく見せ球に使っていた。高部は1、2球目、ソトは2球目、山本は初球と早いカウントで直球を投げ、最後は3人とも変化球で打ち取った。直球は最速145キロだったが、球速が2、3キロ上がればさらに緩急が生きる。2人で配球をどう「煮詰めて」いくかも楽しみだ。(スポニチ本紙評論家)

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