長嶋茂雄終身名誉監督「天国からも大好きなジャイアンツを見守ってもらいたい」渡辺恒雄氏にメッセージ

[ 2025年2月25日 17:44 ]

渡辺恒雄主筆の遺影が置かれ、白い花で飾られた祭壇(読売新聞社提供)=25日午前8時7分、東京都千代田区の帝国ホテル東京で
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 昨年12月19日に肺炎のため98歳で死去した巨人の元オーナーで読売新聞グループ本社代表取締役主筆だった渡辺恒雄氏の「お別れの会」が25日、帝国ホテル東京で開催された。会には長嶋茂雄終身名誉監督(89)をはじめ、ソフトバンクの王貞治会長(84)、前監督の原辰徳オーナー付特別顧問(66)、阿部慎之助監督(45)らが参列した。

 長嶋氏は「ついにお別れの時がやってきました。野球がご縁で、私は若い頃からお付き合いさせていただきました。当時の渡辺主筆は“打者はなんで三塁に走らないんだ”と、野球には全くの素人でした。ただ時がたつにつれ、かつての野球素人の域は超えられ、ルールはもちろんのこと、プロ野球の憲法といわれる野球協約までマスターされました。傍にはいつも山のような資料があったといいます。ご存命であれば、今はファンの皆さまと一緒に叫ぶでしょう。“早く三塁ベースを回ってホームに戻って”。天国からも大好きなジャイアンツを見守ってもらいたいです」と旅立った渡辺氏との思い出を改めて振り返りながら故人をしのんだ。

 96年に巨人オーナーに就任した渡辺氏は、04年に球団の不祥事で辞任した後も、取締役会長、同最高顧問を歴任。ドラフト制度での逆指名制度導入やFA制導入の推進、04年の球界再編問題などでも強烈な存在感を発揮した。16年に巨人選手の野球賭博問題で球団最高顧問を辞任した後も、内外に対する影響力は衰えず。希代の新聞人にして経営者。政財界への隠然とした影響力を持ち、球界においても「巨人」であり続けた。

 「お別れの会」には読売新聞社、巨人関係者をはじめ各界から多数の参列者が訪れ、改めて別れを惜しんだ。現役首脳陣、選手からは阿部監督、二岡ヘッドコーチ、桑田2軍監督、川相2軍野手総合コーチ、大城卓、長野の6人が参列した。

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