能見篤史氏 阪神ドラ1伊原はフォームの軸がしっかりしていてコントロールの不安を一切感じない

[ 2025年2月19日 05:15 ]

<阪神宜野座キャンプ> ライブBPに登板した伊原(撮影・大森 寛明)
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 【能見篤史 CHECK!】伊原君は疲労がある中でも、真っすぐ、変化球ともよく腕が振れていた。特筆すべきはコントロール。フォームの軸がしっかりしていることで、再現性の高さを感じ取ることができた。

 再現性が高いことで、投球のラインを間違えることがない。同じ外れるにしても、ホームベースの外側でボールになっていた。これがホームベースの内側に入ってしまうと打者に痛打されるが、外側だとやり直しがきく。特に伊原君のように制球の良いピッチャーは、修正力も高い。実際、今日もそうだったし、コントロールに対する不安を感じることは一切なかった。

 コースもそうだが、高低に関しても意識の高さが垣間見えた。統計上、高めよりも低めの方が打ち取れる確率が高いということは、数字としてはっきりと出ている。低めを攻めることが多くなるだろうが、高めにも投げ分けることができる。社会人を2年経験しているだけあって、負けたら終わりという一発勝負の厳しさもよく知っている。

 味方打者が相手ということもあり、内角を使うこともほとんどなかったが、対外試合になれば遠慮も不要となる。そういう意味では実戦映えするタイプだし、登板が予定される24日は、また違った内容を見られるのではないだろうか。

 木下君はやや力みが見えたが、速球派の投手に力みはつきもの。縦の変化というところで言えば、軌道は真っすぐとほぼ同じ。バッターが真っすぐに見えているような空振りの仕方だったし、非常に良いものを見せてもらった。(スポニチ本紙評論家)

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