広島・内田 高卒3年目の成長株が4安打5打点 鈴木誠也に師事する20歳「一日一日結果を出して…」

[ 2025年2月17日 05:00 ]

練習試合   広島11ー0阪神 ( 2025年2月16日    宜野座 )

広島・内田
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 広島は沖縄キャンプ第1クールの16日、阪神との練習試合(宜野座)に11―0で大勝した。打線は、売り出し中の内田湘大内野手(20)が先制の2点左前打を皮切りに4安打5打点の大暴れ。投手陣も、先発・森翔平投手(27)ら4人が零封リレーを演じた。3・28開幕戦(マツダ)で当たる虎を投打に圧倒した新井貴浩監督(48)は「投手も野手も、たくさん良いものを見せてくれた」とご満悦だった。

 課題の得点力不足を解消すべく、昨秋からバットを振り込んできた若ゴイたちが、今春対外試合2戦目で成果を発揮した。3月28日の開幕戦で当たる阪神投手陣に13安打11得点の猛攻。前哨戦大勝を呼び込んだのは、広島OBのカブス・鈴木誠也に師事する内田だ。

 「誠也さんとやってきたタイミングの取り方が少しずつ良くなって、今日も1人じゃなく何人もの投手に良いスイングができた。良かったと思います」

 まずは2回2死二、三塁。伊藤将の初球、外角低めツーシームを捉えて2点先制打を左前へ運ぶと、8―0とした5回2死一、二塁でも、初球の内寄り直球を右中間へ2点二塁打だ。さらに7回1死一塁で左中間適時二塁打、9回2死から中前打と打ちまくった。

 「スタンスを少し狭め、(振りに)いくだけにしました。広いと、一度(体重を)後ろに乗せて前に行く動作になってしまうので」

 タイミングを取るのが苦手と自覚。昨季までは、相手投手との駆け引きの中で「軸足に体重が乗らず、グラつくことが多かった」。その反省から無駄な動きをなくし、振りにいくだけのシンプルなフォームに1月の自主トレで改造した。師匠からの助言だった。

 7回の適時二塁打は「打席の土の部分に気になるところがあったので」、昨秋に取り組んだノーステップ打法に戻し、2ストライクから対応。開幕で当たる虎について「まだ分からない。若手が数多く出ているし」と言葉を濁した新井監督も、内田には冗舌だった。

 「良い意味でガツガツしているし、自分の間で強いスイングができている。追い込まれる前と後で変わり身を出せているし、対応の仕方も変えているので何かつかみかけているんじゃないかな」

 一気にブレークの予感を抱かせる三塁手。指揮官はさらに、主力の小園が実戦に出始めても内田に出場機会を与える意向を示し「そうなってくると思う。いろんな可能性を探りたい」と言及した。

 内田は「一日一日結果を出して、アピールしていきたいと思います」と気合を入れた。目指すは3・28開幕スタメン。猛練習に強打…大リーガーのエッセンスを吸収する20歳、表舞台に立つ日が待ち遠しい。  (江尾 卓也)

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