ソフトバンク・有原 2年連続開幕投手へ、順調アピール 打席に近藤、隣に上沢「いい緊張感」

[ 2025年2月17日 05:00 ]

<ソフトバンク宮崎キャンプ>ブルペン投球する有原(撮影・岡田 丈靖)
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 2年連続の大役へ順調だ。ソフトバンクで開幕投手を担う有原航平投手(32)が16日、今キャンプ初のブルペン入り。15日にチームへ合流するまで福岡で行った独自調整でも投球練習を行っていた右腕は、29球の力強い球を披露した。隣では新加入した上沢直之投手(31)が投げ込み、近藤健介外野手(31)が打席に立つ場面もあり、エースは気持ちを高めていた。また、同日に予定されていた紅白戦は雨の影響で、17日に順延された。

 有原が今キャンプ初ブルペンで23球目を投げた後だった。バットを持った近藤から「ペイさん、いいっすか?」と声をかけられると笑顔を返した。昨季パ・リーグMVPは左打席に立ち、同最多勝右腕の力強い投球でタイミングを取り続けた。18・44メートルの間には独特の空気が流れ、有原も現状を確認することができた。

 「紅白戦では(対戦は)あったかな。でも(打席に)立たれたのは初めてかもしれないですね。いい緊張感で練習ができていますし、段階を踏めています」。有原がチームメートだった日本ハム時代の記憶をひもとくと、近藤は「懐かしい感じもなにも、初めて立たせてもらえたので良かったです」と感謝した。

 2年連続で開幕投手に指名され、意気に感じながら調整を重ねてきた。今春キャンプは中盤までの調整を一任されたS組で、前日 にA組(1軍)に合流した。これまでは福岡に残って調整し「3回くらいブルペン入りました」。ただ、ユニホームを着ての投球は今春初で「自主トレと違う感じもありましたね」と29球を振り返った。

 アドレナリンが出る要素は打者・近藤だけではなかった。隣ではこちらも日本ハム時代に同僚だった上沢が投げていた。合流後から積極的に言葉のキャッチボールを続け、昨季痛めた右肘の状態を気にかけていた。「けがの感じなどが分からなかったけど、全然普通に投げられているなと。良かったと思いました」と安心した様子だった。

 小久保監督は「しっかりやってきてくれているなという印象ですね。“いいトレーニングができました”と言ってきたしね」と順調な調整ぶりに目を細めた。有原は3月28日の開幕ロッテ戦に備える。「倉野さんと話をしながら(宮崎に滞在する)最後の方で1イニング投げられたらとは思う」。3月1日の西武戦、または同2日のロッテ戦(いずれもアイビー)で今季初実戦に臨む。

 目標は2年連続となる25試合登板と170イニング投球回。「しっかりと投げられる人が多い方がチームとしては楽。先発陣でイニングを投げられるよう状態を上げていく」とエースの自覚も示した。 (井上 満夫)

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