パドレス指揮官、大谷3ランは「苦手な場所だったが…」 被弾後の2奪三振には手応え

[ 2024年10月6日 15:20 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦   パドレス 5―7 ドジャース ( 2024年10月5日    ロサンゼルス )

会見するパドレス・シルト監督(撮影・柳原 直之)
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 プレーオフのナ・リーグ地区シリーズが5日(日本時間6日)に開幕し、ワイルドカードから勝ち上がったパドレスは西地区王者ドジャースに敵地で5-7と逆転負けし、5回戦制(3戦先勝)の第1戦を落とした。

 初回に4番・マチャドの2ランなどで3点を先制も、2回に先発右腕シースが大谷翔平に3ランを浴びて追いつかれた。3回に6番・ボガーツの二塁打で5-3と勝ち越したものの、4回に3点を奪われて逆転され、打線も5回以降はわずか1安打に封じ込まれた。

 シルト監督は試合後の会見で「初回の3点は大きかった。マニー(マチャド)の大きな打席で勢いがついた」と話しながらも、2、4回とドジャースの下位打線を出塁させて失点したことに「それが問題だ。相手の下位打線、先頭打者の四球。これは典型的なケースだ」と敗れた一因に挙げた。初回に大谷を左飛に抑えたシースを「本当に良い投球だった」と称賛した一方、高めのフォーシームを仕留められた2回の3ランは「(大谷が)苦手な場所だったがスイングをされ、打たれてしまった」と振り返った。

 大谷が出塁した際のストレスを問われると、「彼は良い選手だ。明らかに彼は今年、かなり特別なことをやっている。本当に良い選手相手にはもっと細かくやらなければならない」とコメント。それでも6回には4番手のアダム、8回にも6番手のスコットが空振り三振に打ち取っており、「私たちにも本当に良い選手がいる。とにかく実行あるのみだ。彼(大谷)に対するスコットの投球は好きだし、彼に対するアダムの投球も好きだ。我々は実行した。彼をアウトにすることができた」と手応えも口にした。

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